チカメキントキ

そういえば、最近、煮魚を食ってないなぁ、食べたいなぁという
感じだったので、久しぶりに隣町の『食遊市場』に行ったら、
こんなの発見!!

chikamekintoki_201006_01.jpg

キンメダイじゃないよ。

顔が違うし、色の濃さも違うし、第一

chikamekintoki_201006_02.jpg

キンメはこんな鰭してないでそ?
尚、まな板は生臭もの一時処理用なので気にしないように。

これは「チカメキントキ」という魚で、実は食うのは初めて。
こいつの存在自体は魚類図鑑や食材図鑑で知っていたし、
小ぶりなものは極々希にスーパーで見た気もする。
が、なんとなく見た目がプチグロ系に思えるので、それに
小さいの食っても真味はわからんでしょう~などと思い、
今の今まで手を出さずに過ごしてきたのだった。

それが今回、沼津港水揚げで大きさも満足で、値段もまぁ高くは
ないね、一緒に売ってたアカムツよりキロあたりで半値だね、
別に大きなデンデンも売ってて、デンデンも大きなものは刺身
にしても美味いらしいので、そっちにもかなり惹かれるものも
あったが、それでもまだ未体験のチカメキントキの方が面白い、
だってほら、立派な大きさじゃないか。形もいいからこっち!
と、迷いつつも決定したのだった。

で、チカメキントキ初体験ですが、これって鱗がかなり凶暴に
固いです。細かいのがびっしりガッチリと覆っています。
刺身なら鱗ごと皮をひいて、鱗付きの皮はからあげにすると
美味いらしいのだが、煮魚にするには鱗をばらさないなんて、
僕的にはちょっとかんべんしてよ。
ま、鱗引きを使ったら、ちょっと頑固だったけど普通にとれた。

その鱗をばらしているときに、ちょっと臭った。
あの臭いが、身にも有ったら不味いだろうなぁ。
鮮度落ちすると身にうつるのだろうか?

さて、こいつは35cmで800gあった。全部を煮魚にするには鍋に
入らないということもあって、半分は造りに。
肛門のところで前後に分けて、しっぽの方を三枚におろした。
それを更に上下半分、サクを4つとって、ひとつを焼き霜にした。

chikamekintoki_201006_03.jpg

まぁ、相変わらずの素人包丁なのは仕方がないし、ケンツマあしらう
気がないのは相変わらずなんだが・・・
本山葵を切らしていたのは不覚だっ!!!チューブから絞ったのでは、
やっぱしまらんね。ルックスも、味も。

因みに、手前のは、所謂「エンガワ」って感じね。鰭の付け根の脂肪に
富んだ部分。如何にも「エンガワ」って感じで付着していたのさ。

で、食味評価なんですが・・・

何?これ??めちゃ!美味っ!!!
淡泊なのに味がある。変なクセもなく、非常~においしい。
今の今まで手を出さなかったことを後悔するくらいに美味。
特に焼霜。皮がちょっと固めなので、強めに炙ったんですが、
実に美味しい。全量を焼霜にしても良かったくらいに美味しい。

チカメキントキって、ネット検索すると、釣りをする人には食味の点で
かなり評価の高い魚のようです。釣り師って、ええもん食ってるんやなぁ。

さて、煮付け、というか、関西人的には魚の炊いたんですが

chikamekintoki_201006_04.jpg

相変わらず、霜降り後に冷たい煮汁からスタートです。
殆どは日本酒で、ちょっと水。これはコストの問題。で、白砂糖少々。
砂糖をバカにしちゃいけません。俺、「通」じゃなくてもかまわんし。

そういえば、最近、料理人系のレシピ本なんかでは、冷たい煮汁スタートと
いう炊き方も散見されるようになりました。実におもろい。

が、どうでもええです。ほんと。最近、どうでもいい感じになってる。
だから、議論はしません。変な人が勝手にわめいてるだけと思ってくだしあ。

でも、このチカメキントキは、鱗がしつこいので、霜降りした後で鱗掃除は
必須でしょう。(魚料理で許せないのは、鱗と小骨ですから。まぁ、頭で皮の
下は骨ばっか!ってとこまで掃除する必要もないのでしませんけど。)
それに、この魚は鱗をばらすときに嫌な臭いがちょっとだけしたしね。
あんなの、沸いた煮汁でスタートしたからって、それでどうかなる問題では
ない気がしますね。

で、落としぶたをして沸いてきたら、しばらくガーっと炊いて、あらかた火が
通ったら醤油を入れて、そしたらあんまり炊かない。
最後に味醂とたまり醤油少々入れて、煮汁を回し掛けながらちょっと炊いて、
完成。

chikamekintoki_201006_05.jpg

さて、このチカメキントキは煮魚でも実に美味しい魚でした。
身離れがよく、小骨もなく、身は細かすぎず、あらすぎず。
淡泊ながらも味があり。今まで知らなかったのが悔やまれます。

因みに手前のは肝です。この肝は絶品でした
。ぷりっ!としていて、でもなめらか。肝臭さもなし。
肝・レバー大っ嫌いの僕が言うのだから確かです。

って、こういうのは個体差が大きいのでしょうから、アテにはなりませんがね。

shishinosato_201006_01.jpg

飲んだ酒は『獅子の里』の「玉苗扁平精米・純米吟醸」ですた。

初めてのチカメキントキは、それはもう実に素晴らしいもので、夫婦揃って
大絶賛!「チカメキントキは実に美味い魚である」とすり込まれたのでした。

chikamekintoki_201006_06.jpg

チカメキントキの中のチカメキントキは、綺麗でかわいい形をしていた。

***

ところで、『食遊市場』に行く前に『まるい』に寄ってつけ麺食ってきました。
バスで長伏口まで行って徒歩で『まるい』に行き、その後『食遊市場』と巡回
するのが合理的ということが判ったのです。

同店の移転後に行くのは2回目ですが、ますます絶好調のご様子。安久の頃より
行列が長くなっている気がしますた。あれは、ヘタしたら1時間かもしれん。
開店直後、1回転目か2回転目でないと、僕的には無理っぽいようです。


それよか、トンコツラーメンが食いたい。
店頭に異臭が漂ってる感じのやつ。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : おうちごはん
ジャンル : グルメ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

政

Author:政
アラフィフ主夫

最近のコメント
一応参加中


カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク