猫越峠を下る(伊豆山稜線歩道)

注意:この山歩き情報の利用は自己責任でお願いします。
この情報を元に山歩きをされた方が道迷い、滑落等のトラブルに
遭遇されても、私は責任を持てません。



先月末の良く晴れた平日、妻とふたりで久しぶりに伊豆の山に入った。

いつもと同じく修善寺駅8:15発の河津駅行きのバスに乗る。
このバスでは天城峠着は9:00頃になり、山に入るにはちと遅いのだが、
これが始発なのだからやむを得まい。
もっとも、いのしし村までならもっと早いバスがあるので、
その先は歩くという手段もある。

さて、今回は天城峠までは行かずに、手前の大川端キャンプ場から
山に入るという、去年末と同じコースをとる。
前回と異なるのは、今回は猫越峠から古道を下り、
猫越林道を経て持越温泉に至るという点である。
この「伊豆山稜線歩道」というのは、森の中をたっぷり歩けるので
森林浴にはもってこいのコースである。
しかも通常ルートを歩く限りでは急峻な登りも、歩行困難な箇所も、
僕の評価としては存在しない。
だから木々を眺めたりバードウォッチングをしながらゆったり歩くには
最適だと思う。
今回の山歩きも気持ちの良いブナの林の中を歩きたいというのが、
一番の動機だった。
ただ、この「伊豆山稜線歩道」は、ひとたび入るとエスケープルートが少ない。
旧天城トンネル上の天城峠から入ったとして、
二本杉峠からは大川端キャンプ場に下れるが、
その先、三蓋山を過ぎ風早峠迄の途中には、
ルートを策定しつつ自己責任で下るようなコースしかないのだ。
しかも林道に出ても閉鎖林道だからタクシーも呼べない。
そもそもケータイも通じない、通じにくい。

そんなこともあってか、「伊豆山稜線歩道」は歩く人が少ないのかも知れぬ。
実際、今まで6回ほど歩いたが、一度も他のハイカーに出遭ったことはない。
まぁ、それが最大の魅力なのだが。

二本杉峠

ryosen_hodou01.jpg

滑沢峠を過ぎてしばらく行くと三蓋山手前の急な階段となる。

ryosen_hodou02.jpg

仁科峠までなら、この箇所の登りが一番きついだけ。

階段を上るとブナの林が広がる。
このルートで一番気持ちのいい場所。

ryosen_hodou03.jpg

ルートを挟むように立っているこの2本を、僕は「門番の木」と名付けている。

門番の木の少し先にあるにょろにょろの木。

ryosen_hodou05.jpg

冬はこんな感じ。

ryosen_hodou06.jpg


三蓋山で見たオタマジャクシ。

ryosen_hodou07.jpg

水は大丈夫なのか心配だな。

キツツキ

ryosen_hodou08.jpg

とまぁ、林の中をのらりくらりと歩いて猫越峠(ねっことうげ)に着いたのは15:10頃。

nekko_01.jpg

ここから当日第2の目的である「猫越峠下り」に入った。

再掲します。

注意:この山歩き情報の利用は自己責任でお願いします。
この情報を元に山歩きをされた方が道迷い、滑落等のトラブルに
遭遇されても、私は責任を持てません。


湯ヶ島から猫越川沿いに上ると猫越という集落があり、
その上に猫越峠がある。
そもそも、この猫越峠というのは、
かつては湯ヶ島と西伊豆をつなぐ交通の要だったらしい。
交通の要衝としての役目を終えてからも、
近年までは人気のあるハイキングコースだったらしいが、
今ではそのルートが紹介されることもないようだ。
廃れた古道を歩くことにロマンを感じる僕としては、
いつかこの猫越峠を下ってみたいと思っていた。
そして2005年の2月に成功したものの、
その時のGPSデータが前のパソコンが壊れた際に失われてしまい、
もう一度歩きたかったのだ。
それから、前回は雪の中を下ったので、雪のない状態を歩いて
みたかったからでもある。

猫越峠からは明瞭な道が北へ延びている。

nekko_02.jpg

ただ、ちょっと行ったところですぐに崩落箇所がある。

倒木が多くて歩きにくい。

nekko_03.jpg

更に猫越林道までの半ば位の箇所で水の浸食により道が
大きく削られていた。

nekko_04.jpg

その箇所を回避してしばらくの間、正規ルートを見失っていた。
要注意である。

上述の箇所を除けば、倒木が歩きにくいだけで、道自体は明瞭といえる。
ただ、猫越林道への下り口はわかりにくい。
2月の時は国土交通省の25000分の1地図の示す地点で林道へ出た。
それは木々を少々かき分けて下らねばならないルートであり、
最後は崩落した斜面を林道まで滑り降りる感じだった。
だが、『伊豆のハイキング』によるともう一つ猫越林道へ下りる道がある。
前回はそのルートと思われる分岐を確認していたので、今回はそちらを試した。

分岐点の先ですぐに歩行困難となる。
かつてのハイキングコースの名残の木道が斜面にあったが、
崩落してきた土がつもっている。

nekko_05.jpg

慎重に進むと再び崩落箇所。その先で道は茂みの中へ??
ここで終了か?

すぐ下に林道があるので、そこで下りた。

nekko_06.jpg


後は林道を歩いて持越温泉まで。約2時間。

途中で林道脇に1本の木が立っており、そこから下り道が続いている。

nekko_07.jpg

かつて猫越集落まで通じていた道らしい。
去年、一度トライしたのだが、夕闇迫る中、途中で道は沢の中へ消滅し、断念。
その時はイノシシ村まで真っ暗な林道をとぼとぼ歩いて撤退。

後日、下から林道まで上るのにもトライしたのだが、こちらも道が判らず断念。
とぼとぼ撤退する際に猫越集落ですれ違った古老に猫越林道までの道の存在を
尋ねたところ、どうやらあるらしいのだが・・

猫越林道を経て、風早峠から下りてくる県道に出る。
持越温泉手前からの万三郎。

nekko_08.jpg

持越温泉に着いたのは18:30であった。
温泉に入る。他の客はおらず貸し切り状態。

タクシーで吉奈温泉口まで行き、バスで修善寺駅まで。
後はイズパコ。

帰宅。
晩飯はピザーラ。
pizza.jpg



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