鯛茶漬け

ご馳走です。

taicha00.jpg

でも、一人前で材料費は400円程度しかかかってない。
しかも2杯も食えた。

沼津のヨーカドーの地下にはヨーカドーとは別の魚屋があって、
商品内容が結構充実しているので、沼津に出かけた際にはよく利用する。
そこで鯛を買った。松皮造りのサクにしてある。長崎産の天然物らしい。
活かってることは期待できないだろうが、鯛茶漬けでもして食うかと思ったのだ。
因みに「活かっている」とは、身が細胞レベルではまだ完全に死んで
いない状態である。関西では白身の造りは活かっていることが重視される。
但し「活け作り」ではない。だから活け締めをして、適当な時間を経させて
から造りにする。

こんなことを思い出した。

以前、僕がまだ20代の頃、黒門の或る魚屋で小さめのスズキを買った。
新鮮そうだったから魚屋のおっちゃんに「これ造りでいける?」と聞いたら、
「あかん。やめたほうがええ」と言われた。だが、買って帰って生で食っても、
別段支障は無いようだった。だからどうして「あかん。やめとき」と言われた
のか、当時は全然解らなかった。
だが、色々食べたり、自分でも料理したりして、やがて段々と解ってきた。
要するに「生で食える」からといって「関西の理想的な白身の造り」に出来る
とは限らないということだったのだ。
つまり、あのおっちゃんは品質に厳しい誠実な魚屋だったという訳だ。

さて、鯛茶漬けの作り方は極めて簡単。
鯛の造りのサクと、本山葵に焼き海苔、胡麻と醤油と味醂さえあればよい。

1.鯛を適当な厚さ・大きさにそぎ造りにする。

taicha01.jpg

2.ごまを煎ってすり鉢でする。
これは半ズリでもいいというレシピもあれば、ペースト状になるまでと
いうのもある。まぁ、お好みですな。
ただ、胡麻は炒りたてを使うべきである。我が家では胡麻は何に使うにせよ、
必要なときにその都度炒っている。別にどぉってことはない。

そして、すった胡麻を醤油と味醂で伸ばす。
酒を入れるレシピも有るようだし、
味噌を入れるのも見たことがある。これもお好みですな。

3.鯛を混ぜて漬け込む。付ける時間は・・・これもお好みでしょう。

taicha02.jpg

4.熱々御飯の上にのせて、刻んだ焼き海苔とおろしたての本わさびをのせて、
熱々の煎茶を注ぐ。このとき活かってる身ならきゅぅ~っと反り返る訳。

完成。

まぁ、蓋をして鯛が半煮えになるまで置いておくのがいい人もいるだろう。
でも、まぁ、お好みですな。

だが、熱々御飯と、おろしたての本山葵と、いれ立て熱々の煎茶だけは譲れない。

料理屋なんかで煎茶ではなく出汁なんかをかけさせるところがあるが、
あれは嫌だ。しかも、その上に出汁が過剰な旨味に調味されていたら
暴れたくなるぜ。昆布茶が出てきたこともあったが、それもやめてくれ。
とにかく煎茶に限る。

結局、こういうのは基本的に家で食うに限る。

これは平目でも美味い。
マグロやカツオでもやるようだが、僕はやっぱり白身がええな。


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美味しそうだ~。のどがごくりとなってしまいましたw!
ゴマは魚が大好きなのでできれば魚の豊富な所に住みたいです。
活かってるって初めて聞きました~!

ゴマ様、いらっしゃいませ。

「鯛茶」美味いです。オススメです。
夕方に阪神地下をうろつけば、鯛の造りのサクとかが安いことあるでしょう。
あれで作れば思う存分食えまっせ!

僕も魚が大好きで、こっちに越してくるときには近くに沼津港があるので
期待していたのですが・・・
買えへんかったら意味あらへん!!
ほんま、京都や大阪の方が色々売ってます。
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