尚、印象に残っていることこそが、銘記すべき旅の思い出ということで・・・
というわけで、2日目の会津若松市内巡りは、ちょっとやられつつも
大過なく終了し、『向瀧』に戻ったのは17時頃。
ん〜でもこれって連泊のおいしさを最大限に活用したとは言えんな。
チェックインタイム前に、掃除したてのまっさらなお湯にざぶ〜ん、と。
それこそ温泉宿連泊の醍醐味なのだが、まぁ、仕方あるまい。
で、その夜は普通に飯食って酒飲んで温泉入って、んで、寝ますた。
翌朝、チェックアウトは10時なのだが、1時間早く9時にチェックアウト。
目的は『こぶしライン号』に乗って観光地巡り。「塔のへつり」にも
「大内宿」にも一度行っているが、季節が違うので再訪しようというわけ。
で、この『こぶしライン号』というのは、「会津バス」が走らせている
観光路線バス。会津若松駅を出たバスが、東山温泉駅、芦ノ牧温泉、
湯野上温泉で順次客を乗せていき、その後は「塔のへつり」、「大内宿」を
まわり、「会津本郷焼(流紋窯)」、「会津漆器」の工房を経て、会津若松駅に
戻ってくるコース。それがたったの1,800円!(会津若松駅、東山温泉発)
これって会津若松から大内宿に行って戻ってくるなら、間違いなくお得。
なにしろ湯野上温泉駅から大内宿に行くには徒歩かタクシーしかないし、
タクシーは片道で3,000円位かかるんだから。
でも、このバスって、めっちゃ空いてた。
や、空いてたどころではない!
東山温泉には定刻にやってきたバスには運転手だけ〜。
で、東山温泉から乗り込んだのは我々の他には2人連れが一組。
芦ノ牧温泉、湯野上温泉からの乗客はなく、結局総勢2組4人の貸し切り!
空いてるのはいいんやけど、これって経営的にはヤバイんとちゃうん?
これは、もっと宣伝せなあかんと思うぞ。会津バスのHPの隅でちょろっと
載せてるだけやん。僕らはそれを偶々見つけたから利用できただけやし。
もっとアナウンスせんかったらあかんやろ。温泉にもポスター貼るとか、
チラシ置くとか。もっと上手に宣伝したら流行ると思うんやけどなぁ。
観光客は大内宿に行きたがるんやから。
だから、このblogでも宣伝しときます。詳しくは会津バスのHPへGO!
因みに、この『こぶしライン号』って、

車体は単なる路線バスのそれで、がたごと揺れます。
予約制ではないので、満員やったらどうするんやろ?
まさか立って・・・
まぁ、そんな事態にはならないだろうと、バス会社が思ってるのかな?
で、『こぶしライン号』で行った初秋の「塔のへつり」。

季節が違うと雰囲気が違うね。
土産物屋にも活気がある。2月に行ったときには人気(ひとけ)がなかったし。
土産物屋では、なんと!天然キノコが売られていたのでGET!
バスから見えた駐車場ではキノコの露店が出ていた。
東北の秋はキノコなんやねぇ。
毎年、キノコ狩りで道迷いに転落、滑落、熊に襲われたってニュースを耳に
するが、それでも東北の人は秋になると血が騒ぐのかもしれん。
羨ましい。
ここいらでも、富士山一帯では天然キノコが採れるらしいが、キノコは怖い。
自分ではよぉ採りません。興味はあるけど。誰かに指南してもらいたい。
次はご存じ!「大内宿」
大内宿には自家用車では入れないようで、手前の駐車場利用せねばならない
ようなのだが、その駐車場待ち車列でしばらくバスは立ち往生。
やがてバスが動き出すと、バスは大内宿の入り口を迂回して裏手へ回った。
大きな駐車場のある蕎麦屋の前にバスは停車。
で、そこで降車して運転手さんの誘導で裏手から大内宿に入った。
再訪した大内宿は

人がいっぱい!!!

お約束のアングルですな。
大内宿の滞在時間は80分とされていたので、昼飯を食うことが出来る。
我々が初めて来たのは2月で、そのときには人があまりなくて、茅葺き屋根の
土産物屋、食い物屋も殆ど閉まっていたのだが、今回は大盛況である。
だが、
旧街道沿いの茅葺き屋根の食堂・土産物屋・・・という前提条件は同じ筈なのに、
やはり商売の才覚の差というものはあるようで、大繁盛している処もあれば、
暇そうな処もある。それが、自由競争だよ。
でも、僕にはひねくれたところがあるので、全然流行っていないところで
「栃餅」を買ったら、それが大変美味かった。
だが、屋号を確認しなかったので、もう一度買い求められるかどうかは不明。
ほんと。流行る/流行らないって、神秘というか、不可解というか・・・
まぁ、しかし、経験上、流行ってる店には流行ってる理由があるし、客の
いない店にはやはりそれなりの理由がある。
そういえば、よく「汚い店の方が美味い」とかいって、僕も若い頃はそれを
信じて、敢えてそんな店に入ったこともあった。が、そこで得た結論は、
十中八九、汚い店はダメ!汚いし、不味いし、店主に活気はないし・・・
なんか、生気を奪われそうな感じの処もあったし。
ましてや、観光地では尚更のことで、やっぱ観光客的には、それなりに
流行っていそうな店に入るのが無難といえば無難。
と、いうわけで、呼び込みのおばちゃんの威勢の良い『山形屋』という
食事処に入る。
店内ではおばちゃんが蕎麦を打っていた。

はっきり言って、脱サラ・作務衣系の蘊蓄先行蕎麦屋よりも上手で美味い
のとちゃいますか?
食ったのは岩魚蕎麦

岩魚の燻製(?)を煮込んだつゆの温かい蕎麦。これは美味。
店内ではおっちゃんとおばちゃんが交互に蕎麦を打ち続ける。
蕎麦が食えない妻は栃餅(写真無し)と天麩羅の盛り合わせ。

天麩羅は予想以上に上手く揚がっていて、「へぇ〜俺より上手や!!」
って、カネ取ってるんやからアタリマエか。
盛り合わせの中に謎の物体が入っておりまして、なんか、キノコかなぁ?
とかぶりついたら、会津名物「まんじゅうの天麩羅」でした。
油気とあんこの出会い。おいしいにきまってるやん!
それから、

会津郷土料理「こづゆ」
これはちょっと山菜風味が強いのかな?
ま、これは家庭や店によって異なるのが当然らしい。
ここはただの観光蕎麦屋だと思ってたけど、結構美味しかった。
満足。
でも、ぱっ!と即決して食いに入って良かったぜ。出る頃には結構
混んでいたから。バスの時間があるから、やきもきしちまうぜ。
因みに、去年入った『三澤屋』は大混雑で、1時間待ちだったそうな・・・
大内宿には、また冬に来たい。今度は東北の本気の冬の時に。
大内宿を出たバスは、来た道を戻らずに奥へ奥へ。
「大内ダム」というダムの傍を通って会津本郷へ向かう。
この道って舗装も良くて快適なのにがらがらに空いていた。
(大内宿観光の渋滞回避の抜け道らしい)
途中、路傍「入山禁止」の立て看を何枚も見たが、きっと
キノコ関係なんだろうな。
途中でバスから降りて「下野街道」という旧街道の一部分を歩く。

丁度、東海道の旧道みたいに、一部が整備されているのだった。

でも、どうせなら、大内宿から街まで歩いてみたい気がした。
やがてバスは「会津本郷焼」の窯元と、「会津塗」の工房を経て
会津若松駅には14時過ぎに到着。
ところで、途中の窯元と工房。
僕たち夫婦は、ちょっとだけだが、焼き物と漆器には小うるさいことを
言いたがる傾向があって、観光コースの観光客相手のとこやしなぁ〜とか
思っていたのだが(失礼!!)、どうしてどうして。
ちょっと買って帰りました。これも嬉しい誤算。
あぁ〜ほんまにお得な1,800円やったなぁ。これは値打ちがあります。
(もうすこし続く)

