会津の関西人2008 5. 『こぶしライン号』でいく大内宿

なんか、行ってからかなり日にちを経てしまったのですが、それでも
尚、印象に残っていることこそが、銘記すべき旅の思い出ということで・・・

というわけで、2日目の会津若松市内巡りは、ちょっとやられつつも
大過なく終了し、『向瀧』に戻ったのは17時頃。

ん~でもこれって連泊のおいしさを最大限に活用したとは言えんな。
チェックインタイム前に、掃除したてのまっさらなお湯にざぶ~ん、と。
それこそ温泉宿連泊の醍醐味なのだが、まぁ、仕方あるまい。

で、その夜は普通に飯食って酒飲んで温泉入って、んで、寝ますた。

翌朝、チェックアウトは10時なのだが、1時間早く9時にチェックアウト。
目的は『こぶしライン号』に乗って観光地巡り。「塔のへつり」にも
「大内宿」にも一度行っているが、季節が違うので再訪しようというわけ。

で、この『こぶしライン号』というのは、「会津バス」が走らせている
観光路線バス。会津若松駅を出たバスが、東山温泉駅、芦ノ牧温泉、
湯野上温泉で順次客を乗せていき、その後は「塔のへつり」、「大内宿」を
まわり、「会津本郷焼(流紋窯)」、「会津漆器」の工房を経て、会津若松駅に
戻ってくるコース。それがたったの1,800円!(会津若松駅、東山温泉発)

これって会津若松から大内宿に行って戻ってくるなら、間違いなくお得。
なにしろ湯野上温泉駅から大内宿に行くには徒歩かタクシーしかないし、
タクシーは片道で3,000円位かかるんだから。

でも、このバスって、めっちゃ空いてた。
や、空いてたどころではない!
東山温泉には定刻にやってきたバスには運転手だけ~。
で、東山温泉から乗り込んだのは我々の他には2人連れが一組。
芦ノ牧温泉、湯野上温泉からの乗客はなく、結局総勢2組4人の貸し切り!

空いてるのはいいんやけど、これって経営的にはヤバイんとちゃうん?
これは、もっと宣伝せなあかんと思うぞ。会津バスのHPの隅でちょろっと
載せてるだけやん。僕らはそれを偶々見つけたから利用できただけやし。
もっとアナウンスせんかったらあかんやろ。温泉にもポスター貼るとか、
チラシ置くとか。もっと上手に宣伝したら流行ると思うんやけどなぁ。
観光客は大内宿に行きたがるんやから。

だから、このblogでも宣伝しときます。詳しくは会津バスのHPへGO!

因みに、この『こぶしライン号』って、

kobushilinegou.jpg

車体は単なる路線バスのそれで、がたごと揺れます。
予約制ではないので、満員やったらどうするんやろ?
まさか立って・・・
まぁ、そんな事態にはならないだろうと、バス会社が思ってるのかな?

で、『こぶしライン号』で行った初秋の「塔のへつり」。

tounohetsuri_2008.jpg

季節が違うと雰囲気が違うね。
土産物屋にも活気がある。2月に行ったときには人気(ひとけ)がなかったし。

土産物屋では、なんと!天然キノコが売られていたのでGET!
バスから見えた駐車場ではキノコの露店が出ていた。
東北の秋はキノコなんやねぇ。
毎年、キノコ狩りで道迷いに転落、滑落、熊に襲われたってニュースを耳に
するが、それでも東北の人は秋になると血が騒ぐのかもしれん。
羨ましい。
ここいらでも、富士山一帯では天然キノコが採れるらしいが、キノコは怖い。
自分ではよぉ採りません。興味はあるけど。誰かに指南してもらいたい。

次はご存じ!「大内宿」

大内宿には自家用車では入れないようで、手前の駐車場利用せねばならない
ようなのだが、その駐車場待ち車列でしばらくバスは立ち往生。
やがてバスが動き出すと、バスは大内宿の入り口を迂回して裏手へ回った。
大きな駐車場のある蕎麦屋の前にバスは停車。
で、そこで降車して運転手さんの誘導で裏手から大内宿に入った。

再訪した大内宿は

oouchisyuku_2008_01.jpg

人がいっぱい!!!

oouchisyuku_2008_02.jpg

お約束のアングルですな。

大内宿の滞在時間は80分とされていたので、昼飯を食うことが出来る。
我々が初めて来たのは2月で、そのときには人があまりなくて、茅葺き屋根の
土産物屋、食い物屋も殆ど閉まっていたのだが、今回は大盛況である。
だが、
旧街道沿いの茅葺き屋根の食堂・土産物屋・・・という前提条件は同じ筈なのに、
やはり商売の才覚の差というものはあるようで、大繁盛している処もあれば、
暇そうな処もある。それが、自由競争だよ。
でも、僕にはひねくれたところがあるので、全然流行っていないところで
「栃餅」を買ったら、それが大変美味かった。
だが、屋号を確認しなかったので、もう一度買い求められるかどうかは不明。
ほんと。流行る/流行らないって、神秘というか、不可解というか・・・

まぁ、しかし、経験上、流行ってる店には流行ってる理由があるし、客の
いない店にはやはりそれなりの理由がある。
そういえば、よく「汚い店の方が美味い」とかいって、僕も若い頃はそれを
信じて、敢えてそんな店に入ったこともあった。が、そこで得た結論は、
十中八九、汚い店はダメ!汚いし、不味いし、店主に活気はないし・・・
なんか、生気を奪われそうな感じの処もあったし。
ましてや、観光地では尚更のことで、やっぱ観光客的には、それなりに
流行っていそうな店に入るのが無難といえば無難。

と、いうわけで、呼び込みのおばちゃんの威勢の良い『山形屋』という
食事処に入る。
店内ではおばちゃんが蕎麦を打っていた。

oouchisyuku_2008_sobauchi.jpg

はっきり言って、脱サラ・作務衣系の蘊蓄先行蕎麦屋よりも上手で美味い
のとちゃいますか?

食ったのは岩魚蕎麦

oouchisyuku_2008_iwanasoba.jpg

岩魚の燻製(?)を煮込んだつゆの温かい蕎麦。これは美味。

店内ではおっちゃんとおばちゃんが交互に蕎麦を打ち続ける。

蕎麦が食えない妻は栃餅(写真無し)と天麩羅の盛り合わせ。

oouchisyuku_2008_tenpura.jpg

天麩羅は予想以上に上手く揚がっていて、「へぇ~俺より上手や!!」
って、カネ取ってるんやからアタリマエか。
盛り合わせの中に謎の物体が入っておりまして、なんか、キノコかなぁ?
とかぶりついたら、会津名物「まんじゅうの天麩羅」でした。
油気とあんこの出会い。おいしいにきまってるやん!

それから、

oouchisyuku_2008_koduyu.jpg

会津郷土料理「こづゆ」
これはちょっと山菜風味が強いのかな?
ま、これは家庭や店によって異なるのが当然らしい。

ここはただの観光蕎麦屋だと思ってたけど、結構美味しかった。
満足。
でも、ぱっ!と即決して食いに入って良かったぜ。出る頃には結構
混んでいたから。バスの時間があるから、やきもきしちまうぜ。
因みに、去年入った『三澤屋』は大混雑で、1時間待ちだったそうな・・・

大内宿には、また冬に来たい。今度は東北の本気の冬の時に。

大内宿を出たバスは、来た道を戻らずに奥へ奥へ。
「大内ダム」というダムの傍を通って会津本郷へ向かう。
この道って舗装も良くて快適なのにがらがらに空いていた。
(大内宿観光の渋滞回避の抜け道らしい)
途中、路傍「入山禁止」の立て看を何枚も見たが、きっと
キノコ関係なんだろうな。

途中でバスから降りて「下野街道」という旧街道の一部分を歩く。

shimonokaidou_01.jpg

丁度、東海道の旧道みたいに、一部が整備されているのだった。

shimonokaidou_02.jpg

でも、どうせなら、大内宿から街まで歩いてみたい気がした。

やがてバスは「会津本郷焼」の窯元と、「会津塗」の工房を経て
会津若松駅には14時過ぎに到着。

ところで、途中の窯元と工房。
僕たち夫婦は、ちょっとだけだが、焼き物と漆器には小うるさいことを
言いたがる傾向があって、観光コースの観光客相手のとこやしなぁ~とか
思っていたのだが(失礼!!)、どうしてどうして。
ちょっと買って帰りました。これも嬉しい誤算。

あぁ~ほんまにお得な1,800円やったなぁ。これは値打ちがあります。

(もうすこし続く)
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「脱サラ・作務衣系~」笑えました。
「職人」さんの作る料理と「脱サラ」さんの作る料理って何かちがうんですよね。

旅に出れない私は、旅のレポートを見るだけで、旅したような気分に浸れます。
主人が旅行、苦手なもので^^;
(家じゃないと寝れないらしい)



庶民子さん、どうもです。

そうなのですよ。
なぁ~んか、違うんですよ。
田舎の、土着というか、生活感に充ち満ちた、おおらかで大ざっぱな蕎麦もいいですね。
なんか、雰囲気だけで美味そうですから。
まぁ、商売的には、そこを逆手にとって・・・ということもあるんでしょうけど、
ま、上手な演出なら許しちゃいます。

でも、どうして、作務衣なんでしょ?
長年の疑問。

きのこ指導員

いつも楽しく拝見させていただいてます。
富士山ってキノコ指導員とかって制度あったような、、、。
今日は日本橋高島屋の京都の物産展に行ってきました
が、お野菜は高かったなぁ。手が出ませんでした。

>やよいさん
キノコ指導員っての、知りませんでしたよ。
せっかく富士山の近くに住んでいるのだから、
僕もキノコの修練をしようかしら。

東京でみる「京野菜」は高いですね。
懐かしさやら望郷やら、そういうのがよほど
強いときでもない限り、よぉ買いませんわ。
プロフィール

政

Author:政
アラフィフ主夫

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