夏の終わりに富士登山(御殿場口から徹夜の登山)

今年の夏の締めくくりにというわけではないが、
日曜の夜から月曜にかけて妻と富士山に登り、ご来光を拝んできた。

登山口として選んだのは御殿場口。
富士山の登山口の中では最も歩行距離が長いので、いちばん人気がない
ということだが、僕は人混み行列混雑が大嫌いなので、富士山に登るなら
御殿場口しかないと思っていたのである。

16:05御殿場駅発の御殿場口5合目行きの季節運行バスで出発。
乗客は、我々を含めて計5人だけ!素晴らしい!!!!

身支度を調え、登山開始は17:30頃。
飲料は計4リットル。ウィダーインゼリーは8本。
おにぎり2食分。おやつ色々。雨合羽各々。防寒服各々。GPS等。

ちょっと登ったところから見えた頂上。



さすがに人気のない登山口。人影のない荒涼とした景色にシビレル!!

ところでだだっぴろく人気のない御殿場口登山道、ところどころに
赤色点滅灯の標識があるんだが・・・

fujitozan_02_petit.jpg

この標識の灯が宙を舞っているように見えたのは幻覚であろうか?
僕も妻も、この標識灯がふらふらすぅ~・・・と宙を舞っているのを見た、
というか、宙を舞っているように見えたのである。
しかもご丁寧に白い影がそれに随伴していて、あたかも白い人が点滅灯を
持って移動しているように見えた・・・時刻は20時過ぎ。標高は約2300m。
我々は何を見たのか?プチミステリーであった。

高度が上がって行くにつれて動悸が激しくなっていった。
段々とペースが落ちて、宝永山の高さを超える頃には、もう心臓がばくばく!
やがて20歩進んでは調息の為に休憩をとるようになってしまった。


漸く一つめの人工照明=標高3110mの山小屋『砂走館』に到達。
屋外ベンチで休憩!と思ったが、風が強すぎて寒すぎてヤバイ!!!
一応、冬仕様の上着を着てはいたが、寒すぎて話にならん!!!
因みにインナーは全て化学繊維。木綿なんてあり得ないですから。

というわけで先へ。次の目標は上に輝く2つの人工灯。
そこが八合目の『赤岩八合館』。
すぐ上に、ほんのすぐ上に爛々と輝いているというのに、歩けども歩けども
なかなか到達しないのはどういうことか?
やっとの思いで到着したのは午前3時頃。
山小屋の前では沢山のパーティーが頂上を目指して出発の準備をしていた。


『赤岩八合館』から見た下界の灯りとオリオン座(クリックで拡大)。

fujitozan_03_orion.jpg

天頂方向の星空(クリックで拡大)

fujitozan_04_preades.jpg

昴が見えます。久しぶりに見ました。

ところで『砂走館』と『赤岩八合館』にはバイオトイレが完備されていた。
臭くない清潔なトイレに妻は感激。しかも温かい!!!但し有料200円。

八合目から先は更にやばくて、10歩進んでは調息休憩しなくてはどうしようも
なくなってしまった。
僕は体力には自信があったのに、妻において行かれるようになり、大ショック!!
毎週それなりにハードな筋トレをしているつもりなのに、ベンチだって100kgは
余裕だし、フルスクワットだって150kgは平気なのに・・・
どうやら筋力とは別のところで体力が劣っているらしい。

というか、根性とか気合いとかとは別の部分の客観的な身体能力の問題として、
僕は高地には順応できないのではないかと、真剣にそう思った。
足は全然疲れていないのに、10歩進めば心臓がばぁくばぁく!して苦しくなる。
もしかして、あれが高山病ってやつか?
そういえば、去年、宝永山に登った時にも妻において行かれたのだった・・・

結局、頂上でのご来光には間に合わず、途中で日の出を迎えることとなる。
時間は5時。標高は約3500m地点。情けねぇぞ!俺!!!!!


でも、ご来光には正直感激した(クリックで拡大)。

fujitozan_06_goraikou.jpg

それと、ご来光直前の空の色とか。

fujitozan_05_unkai.jpg

ご来光後、更に上を目指す。

fujitozan_07.jpg

絶対に頂上に立ってやる。それが漢の意地。


御殿場口の頂上を示す鳥居が見えてきた!!!

fujitozan_08_torii.jpg

やっと到着!だが、疲労困憊で登頂記念写真はなし。

妻は元気に噴火口の写真を撮りに行ってしまい、僕はウィダーインゼリーを
2本一気飲み。あぁ~体力ねぇなぁ~俺。やばいなぁ~俺。

ちょっと回復したので、僕も噴火口を覗きに行く。

絶景(クリックで拡大)

fujitozan_09_funkakou.jpg

なんかこれ、肉眼では岩肌に掘られた人工的な祠に見えたのですが・・・

fujitozan_10_zoukei.jpg

どうやら自然物のようです。

有名な富士山測候所の跡。

fujitozan_11_soxtukousyo.jpg

そこが剣ヶ峰=本当の頂上なのだが、今回は断念。無念・・・

早々に下山となったが、下りるのは何でもなかった。

fujitozan_12_furikaeri.jpg


振り返れば青い空。

五合目大石茶屋までは4時間で到着したのだから、標準的タイム。
大石茶屋で「氷」の幟を見てしまったので、もうたまらん!!!!
勝手にさっさと2人前注文。写真を撮る間もなく平らげた。

御殿場口5合目を12:00のバスで御殿場駅へ。
他に数組パーティーがいたが、車内は静かなもんだ。爆睡。
御殿場駅を降りるとタイミングよく三島行きのバスが停まっていたので
飛び乗る。またまた爆睡。

三島駅で降りたら驚いた。暑っ!!!!!!
富士山の頂上付近、明け方の寒さからは想像も出来ない暑さ。
二人ともでろでろになって帰宅。
シャワーしてビール飲んで適当に食ったら夜まで爆睡。

え?感想ですか??
いやぁ、まぁ、登頂の感激よりもひたすら疲れて、登頂にリアリティーが
ありませんな。ほんまに登ったんかいな???って感じ。

でも、まぁ、とりあえず、僕はもう少し痩せた方が良いのかもしれないと、
そう思ったりもした。

僕は身長180cm弱で、体重は102kgありますが、

fujitozan_13_debu.jpg

これってデブなんでしょうか?

ビリー隊長のDVDが中古屋に安く出回るようになったら入隊しようかな?
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ご苦労様です
次回富士登山したときは
かねてからの疑問
「富士山の頂上で天ぷらは上手く揚がるのか?」
の実験をしてきてください
結果報告をお待ちしています

却下!!
だって妻が携帯コンロを買ってくれないんですもの。

ご来光の写真、美しいです。

>&oh さん
ご来光が見れたのはラッキーでした。登っても、見れるとは限らないそうな。

そういえば、富士登山から1週間が過ぎました。
昨夜、寝る前に「丁度1週間前のこの時間は山腹を歩いていたんだなぁ」と
何だか不思議な気分になりました。登ったのは夢かうつつか幻か?
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Author:政
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