生冬

 大仁の或る店に通販で注文していた生冬が届いた。
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「冬」と書いて「どんこ」と読む。椎茸である。修善寺を中心とした中伊豆一帯は椎茸の名産地ということだ。<
 一昨年の12月であったか、妻と大仁へ出かけた。大仁に美味いドイツパンを作っているパン屋があるとネットで知り、ちょいと試してみるかと出かけた。
 そのパン屋へは伊豆箱根鉄道の大仁駅で降りて歩いていくのがわかりやすそうだった。大仁駅で降りて下田街道を徒歩で北上してしばらくして、ふと或る店舗の中を覗いたら、大きな椎茸が山盛りになって量り売りされているのに気づいた。丁度その晩は猪鍋をする予定だったので、じゃぁここで
椎茸を買って帰りましょうということになった。で、晩飯に食ったその椎茸の美味さにしびれた。肉厚で適度な弾力が歯に心地よく、うまみは溢れ、香り良く・・・こんな美味い椎茸は今まで食ったことがない、と。我々は伊豆の原木椎茸の虜になった。
 それまで椎茸には大して興味がなく、ただ中国産は美味くないので買わない食わないという程度のこだわりでしかなかったが、ネットで検索をして少しだけ薀蓄を得た。椎茸の栽培方法には菌床栽培と原木栽培があって、更に原木栽培にはハウスと露天があるそうだ。我々が感激したのは原木栽培。あの店のがハウスか露天かは確認していない。生椎茸の取り扱いは初冬から4月頃迄ということだから露天なのだろうか?まぁ、美味いからいいとしよう。伊豆の冬は元来は干ししいたけにするものだったが、今では生の需要も大きいということだ。確かにその大仁の店の店内には干椎茸が幾種類にも分けられて売られている。その干椎茸も美味い。
 さて、伊豆の原木生椎茸に感激した我々は、それが入手できない期間はスーパーで色々と椎茸を試してみたが、満足のするものを得ることが出来なかった。そして漸く冬が来て、今冬は伊豆の原木生椎茸を積極的に買い求めた。一旦興味を持ち注意していると、結構あちこちにあるものだ。例えば天城の「昭和の森会館」内の「竹の子かあさんの店」。三島市安久の「村の駅」の農産物直売所にもあった。その他、農産物直売イベント等。どれもこれも美味かった。そういえば、土肥も椎茸の名産地ということで、国道沿いの土肥の入口には「しいたけ大臣賞の里」という椎茸型の大オブジェが立っていたのに、雲見温泉の帰りに土産物を買いたいという母を連れて入った土肥金山の土産物屋には椎茸のシの字もなかったのにはがっかりした。まぁ、観光地の土産物屋はそんなものか。
 さて、我が家でもっとも支持を得ている食い方はスキレットで蒸し焼きにしてバターを乗せ、バターが溶けたところを一口で食うというものだ。たまりまへん。保存方法は冷凍が一番と思われる。軸を切っておけばすぐに凍ったままで焼けるので「もう一品」というときに重宝する。
 先日、或るスーパーで「原木栽培 中国産」というのがあったが、どうだか?
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