秋田の関西人1. 大館編(温泉・白鳥・きりたんぽ)

秋田県大館市に遊びに行った。

大館に行くのは2回目である。
前回行ったのは2004年の2月上旬のこと。
その時は八戸~青森~大館~秋田~男鹿と、
北東北をぐるりと一気に駆け抜けたのだが、
その中で一番印象に残っていたのが大館であった。
だから、今回は大館でゆっくりしたかったのがひとつ。

それから、「秋田内陸縦貫鉄道」に乗りたいというのが
もうひとつの理由。秋田内陸縦貫鉄道は大館の近く、
の鷹巣が北の起点である。故に前日は大館泊がよい。

さて、三島から大館に行く手段としては、
東京から秋田新幹線で秋田+秋田から在来線
東京上野から夜行列車で
東京池袋から夜行バスで
飛行機
などが考えられるが、今回は夜行バスを利用。
夜行寝台列車にも魅力を感じたが、B寝台を使うのは
ちょっとアレだし、妻もいやがるし、B寝台個室ソロは
競争率が激しい。
とはいえ新幹線+在来線では大館到着が昼過ぎになり、
当日の活動時間が僅少になりつまらない。

ということで、料金の安さもあり、池袋駅西口から出て
いる夜行バス「ジュピター号」を利用した。

夜行バスに乗るのは、もう十数年ぶりになるかと思うが、
「ジュピター号」のシートは1人がけの3列シート。
(帰省シーズンで運が悪いと・・・色々あるらしい)
昔、若い頃、京都発のドリーム号で何度か東京に遊びに
行ったことがあるが、当時の座席は2人がけで狭くて
不愉快だったと記憶する。しかも、当時は禁煙ではなく、
「一部禁煙席」だった筈である。
それを思えば、夜行バスはかなり快適になったのだろう。

ジュピター号の走行中は窓のカーテンをみんな閉めて
しまうので、外の景色を見ることは出来ない。だから、
なんだか自分が宅急便の貨物かなんかのような感じがする。
第一、今自分がどのあたりにいるのかがさっぱりわからん。
だが、ケータイのGPSを使えば、現在位置が地図上に表示
されるのだから、いやはや凄い時代になったものである。
まるで昔の空想科学番組のようではないか!!

うとうとしては起こされ、また眠ってはハッと目を覚まし、
やがてバスの窓の外は白々と・・・
カーテンの隙間から外を覗くと・・・
窓ガラスの内側に水滴が凍り付いている!!!!
伊豆ではもう桜が咲いているというのに、さすが東北。

大館に着いたのは午前7時である。
・・・腹減った・・・
だが、すぐに朝飯にありつける。

ジュピター号は大館の「秋北バスターミナル」に付くのだが、
この停留所は「秋北ホテル」の1階にあり、エレベーターで
12階へ直行すれば、朝食バイキングをやっているのだ。
勝手のわからない街の早朝、これは実に有難いことだ。
こういうことは、今ではネット検索で予め相当程度にまで
知ることが出来る。

朝飯を食ったら、次は温泉である。

これもネットで知ったことなのだが、大館には温泉が多い。
それも市街地にぼこぼこと温泉が湧いているというのだ。
(泊まったビジネスホテルの大浴場も温泉だった)
朝の6時7時から開いている日帰り温泉施設が何軒もあり、
夜行バスで冷えて疲れた体を休めるには丁度いい。
だが、勝手知らぬ大館の温泉事情、ふらり訪れた関西人
夫婦が快適に過ごせる日帰り朝風呂はどこかいな~と、
これまたネット検索で色々調べて、選んだのが
「秋北ホテル」からタクシーで千円ちょっとの場所にある
「ふるさわ温泉 光葉館」。

oodate_furusawa.jpg

温泉といっても、所謂「温泉旅館」ではなくて、銭湯の
お湯が天然温泉であるところに宿泊施設が併設されている
ような感じだった。
でも、そこは、やっぱり温泉。
広い浴槽でリフレッシュ。

入浴後、ロビーで妻を待っている間、地元のおばあちゃん
達が集まって井戸端会議をなさっていたのだが、これが
何を話されているのかまるで解らない。時々、解る単語が
聞き取れる程度である。旅情が盛り上がってシビレル!

温泉を出ると、目の前には『樹海ドーム』という施設が。

oodate_doom.jpg

でかっ!巨大なダンゴムシに見える・・・

これは全天候型多目的大空間施設ということで、
内部にはグランドやらなんやらがあるらしい。
で、ドームは秋田杉の建材で形成されているそうな。

そこからちょっと歩くと、『大館樹海モール』という
ショッピングモールがあり、その中の『いとく』という
スーパーに行く。旅行先では、やはり地元密着型の
スーパーに行くのがオモロイから。

oodate_itoku.jpg

『いとく』というのは、大館に本社があり、秋田県と
青森県に支店を合わせて23店舗を有するスーパーらしい。

駐車場の端に巨大な雪の山が出来ているところから、
なんとか雪国らしさを感じることが出来た。

oodate_daimonji.jpg

後ろに見えているのは「鳳凰山」というらしい。
8月のお盆に大文字を焼くそうな。

ざぁ~と見て面白かったのは醤油コーナーの品揃え。
出汁入り醤油というか煮物用の調味醤油というか、
それが1.8リットル入りペットボトルで数種類ダァーと
並んでいるのだ。特に業務用のスーパーとは思えぬし、
ということは一般家庭でそのサイズの需要が多いという
ことなのだろうが、あまり見覚えのない光景だった。

地域性だろうか、キノコ・山菜の水煮のパック詰・
缶詰の類は豊富った。だが、地元産・国産ばかりという
訳ではない。
それから、細切れの野菜・山菜等の水煮ミックスの
パック詰めがあって、それは「けのじる」という
郷土食用の具材らしい。

そして彼岸用の造花。
帰宅して調べたところ、昔はお彼岸の頃でも雪深い地域
では墓前に供える生花が手に入らなかったので、造花を
供えていたのだという。その伝統の名残ということか。

結局、そこではにごり酒とじゅんさいと筍の缶詰を買う。

じゅんさいは秋田の名産
oodate_junsai.jpg


姫筍
oodate_himetake.jpg

やはり国産はそれなりの値段がする。
だが、安さだけに走るのは食のあり方として正しいとは、
僕は絶対に思わない。

oodate_do.jpg


この酒は『白瀑』の純米にごり生酒「ど」という。
純米濁りなのとボトルのインパクトに惹かれて買った
のだが、帰ってネットで調べると、それなりにレア・
アイテムらしい。ちょっと嬉しい。飲むのが楽しみ。
 

バスに乗って大館駅に向かう。

途中で、AEONの巨大なショッピングモールを通る。
こちらも相当大型で駐車場はびっしり。その後で駅の
手前に「ジャスコ前」というバス停を通過したのだが、
当のジャスコは閉店して久しい模様である。前に来た
時には盛業だったのだが・・・
まぁ、イオングループなのだから、実質的には郊外へ
発展的解消というところかか?よぉわからんな。
だが、大館の中心部繁華街は所謂「シャッター商店街」
のようであり、まるで活気がなく思えた。
郊外に大型ショッピングセンターが出来て、市街地
中心部の商業地帯がシャッター商店街化するのが、
地方都市の典型的傾向であろうか?
花博の時に行った浜松のタクシーの運転手さんも、
そのように言っていたし、三島も沼津もかかる傾向に
あるように思われる。

大館駅の前には忠犬ハチ公の像がある。

oodate_hachikou.jpg

ハチ公は秋田犬で、大館は秋田犬の故郷ということである。

それにしても雪がない。
とても北東北の2月の光景とは思えない。
前に来たときは、駅前のロータリーはガチガチに凍っていて、
「うおっ!」と滑って転びそうになりながら歩いたのだが・・・

コインロッカーに荷物を放り込んで白鳥を見に行く。

(続く)
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