雲見温泉

 先週のことだが、亡父の三回忌も去年済んだことだし、久しぶりに家族旅行をしようじゃないかということで、京都の実家から母と妹を招待して、妻と4人で西伊豆の雲見温泉に行った。
 何故西伊豆か?東伊豆程には観光地化されていないからである。
 何故雲見温泉か?民宿に泊まりたかったからである。妻は民宿初体験ということだ。
 母と妹が新幹線で三島に着いたのは昼飯時だった。ふたりとも三島は初めてである。観光客の
王道コースということで、駅前の店で4人で鰻を食った。僕はやはり関西風の炭火で直に焼いた
香ばしい鰻が好きなのだが、関東風の鰻も美味いと思う。

 昼食後、丁度予定通りにバスの時間となる。東海バスの特急バスに乗って松崎に向かう。
バスは国道136号線を南下し、伊豆長岡温泉と修善寺駅を経て出口で右折、トンネルを抜けると土肥から海岸線へ出た。 時々、バスの窓から富士山が見える。のどかである。 buskara.jpg
 
松崎に着いたのは15時ごろ。松崎バス停前のMOSで休憩してから、更にバスに乗り、雲見温泉に到着したのは16時頃であった。 

 kumomi.jpg

 雲見温泉には民宿が密集していた。民宿の隣も民宿で、そのまた隣も民宿で・・・といった具合に。その小さな集落内に数十軒の民宿があるそうである。
 我々が宿泊する民宿はすぐに見つかった。玄関で案内を請うと肝っ玉母さんという感じの奥さんと息子さんが出迎えてくれた。玄関の左の扉の向こうには住居部分の居間があり、おじいさんがコタツでテレビを見ていた。正に民宿である。
 部屋に通されて旅装を解き、先ずは温泉とも思ったが、明日は天気が悪そうだということで、海岸へ富士山を見に行きましょうとなった。雲見は富士山の景勝地ということだ。
 漁協の建物の先に展望台への階段があった。岩の上に結構な広さの展望台が設置されていて海の向こうに富士山が見えていた。南アルプスも白く輝いていた。母は富士山をまともに見るのは初めてだという。喜んでもらえてよかった。以前は機械オンチでメールを覚えようともしなかった母がケータイで富士山や夕日の写真を撮るようになっていたのには、ちょっと驚いた。

雲見港の防波堤の向こうの富士山(クリックすると拡大) 
fujisan.jpg

日没
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 皆で日没を見届けた後、宿に戻って温泉に入る。民宿の温泉とは思えない程の、半端な温泉旅館の露天風呂なんざ吹っ飛ぶくらいの、立派で広い風呂だった。湯は塩辛く、そして苦かった。温泉を出ると、晩飯だ!

 そもそも民宿に泊まりたいと思ったのは、料理に予算をつぎ込みたかったからである。それに僕は如何にも温泉旅館の料理が気に入らない。「懐石風」なぁ~んてのは真っ平だ。そういうのは京都や大阪の馴染みの割烹で食べたほうがいいに決まっている。以前、修善寺の料理自慢の高級旅館にも泊まったが、どぉってことはなかったしな。そもそも伊豆で食いたいのは、料理法や盛り付けに変な色気を出さない、新鮮な地の材料を適当に切ったり、焼いたりして山盛りにしただけ・・・というものである。そういう趣旨で情報を集めてひとつの民宿を選び、メールでやり取りをして料理を決めた。ひとつ重要な要望を出した。「決してズワイガニを出さないこと。伊豆でズワイガニなんか絶対に食いたくない」と。それは料理長(肝っ玉母さんの息子さん)は同じ想いであった。「僕が料理を担当するようになってから、ズワイは出していません。」

 こんなものが出た。

地魚の姿造り(イシダイ)、カワハギ、アジ、キンメ。マグロの赤身はご愛嬌。
 sasimi.jpg

駿河湾のエビの刺身山盛り
ebi.jpg
 

 他に、キンメのしゃぶしゃぶ、鮑の踊り焼きに、黒ムツの煮たの等。
 造り食べまくりで腹がパンパンになった。まっとうな民宿料理。いうことはない。

 翌日は曇天。富士山見えず。残念。
 堂ヶ島で遊覧船に乗る。典型的な観光コースである。その後は、土肥から駿河湾フェリーに乗り清水港へ。これは富士山が見えたら凄くいいコースだと思われる。残念。
 そして静岡駅で解散となった。
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