駿河シャモの蒸し鶏

「蒸し鶏」といっても、実は「茹で鶏」なのだが・・・
こういう感じの仕上がりは、蒸し鶏っぽいので、
だからこれは蒸し鶏でいいんです!!
調理は簡単で、胸肉1枚に対して大きすぎるくらいの
鍋にお湯を沸かして、美味しい程度の塩加減をして、
80度にまで冷ましたら胸肉をそのまま投入。
15分程度放置したら引き上げ。
乾かないようにラップ等で包んで冷ます。
後は切るなり、裂くなりして、お好みの調味を。
所謂「低温調理」の考え方ですな。
これだとしっとり柔らかく出来ます。
「蒸し鶏」ってんでガンガンに沸いた蒸し器で
蒸してバサバサの仕上がりのものを作って悩んで
いた頃が嘘のようであります。
肉を加熱調理するからといって、温度を100度に迄
あげる必要はない。下手な加熱は肉を不味くするだけ。
食中毒対策としても、肉の芯温を75度にして1分以上
加熱すれば、殆どの食中毒原因菌は死滅するそうな。
だから、この調理は大きな鍋で行う必要がある。
小さな鍋では冷たい胸肉を投入した影響をもろに被り、
必要な温度の持続時間が確保できないのである。
とはいえ、食中毒は怖い。
故にこの調理法は確実に新鮮で安全な材料を用いて、
自己責任で行うべきものであろう。
味付けは、山葵醤油でも、ポン酢醤油でも、
胡麻油でも、マヨネーズでも、好みの問題で、
いちいち「素材本来の旨味がドウタラコウタラ・・・」
などとうっとおしいことを言うつもりはない。
塩+EXヴァージンオリーブオイル美味かった。

それから、柚胡椒とマヨネーズを混ぜたのでも。
ところで、この駿河シャモ、皮の美味さは特筆もの。
かなり歯ごたえのある皮なので、フグの皮みたいに
細切りにして、醤油で食えば美味。

因みに、鶏の皮が大大大大大キライ!!!!である
僕が食えたのだから間違いはない。
嫌な臭いがまるでないのだ。
また食いたい。
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