丸鶏、最後の活用法『鶏とキノコと玉子のスープ』(付録:簡単で手軽な基本のスープの取り方)


例の丸鶏も、皮だけ食われたり、弁当にされたりと、
色々と大変である。
だが、400円そこそこで我が家の食生活の向上と発展に
貢献した君の功績は、未来永劫語り継がれるだろう。

と、言うわけで、丸鶏の食い納めはスープにしました。

tori_soup_00.jpg

器 越前塗大椀(山本英明)

スープにするには基本となるスープが必要だが、
骨はもうほかしてしもたし、別途スープ材料を用意して
ベースとなるスープを取る必要がある。

ところで、僕は、中華の炒め物等にスープを用いる場合には、
余程気合いの入った料理や食材でもない限り、インスタントの
中華スープを用いるのに躊躇はない。
だが、気合いの入った料理や、スープそのものを作る場合には、
インスタントは用いずに、ベースとなるスープから作る。
鶏がらを用いて取る場合もあるが、挽肉を用いてもっと短時間で
手軽にとる方法もあるので紹介したい。

尚、この方法は僕の手柄でもなんでもない。
複数の料理書で見かけるものである。常識的な手法なのだろう。

挽肉を使った手軽で簡単な基本のスープの取り方

1. 鶏ミンチを鍋に入れて水を注いで、よくかきまぜる。

soupbase_01.jpg

水の量は、ミンチに対する重量比で約5倍。
今回は鶏ミンチ150gだったので、大体800cc弱。
薄ければ煮詰めればいいので、アバウトでオーケー。

なんや、また、えらい濁ってますけど・・・

soupbase_01(2).jpg

大丈夫です。ばっちり透き通ったスープになります。

2. 中火にかけて、かき混ぜ続ける。

soupbase_02.jpg

やがて沸いてきて、ミンチが固まって浮いてくる。
火加減を調節してしばらく沸かせて、アクを引いたら
葱と生姜を適量入れる。
ここでセロリ・ニンジン・タマネギだと洋風スープになる。

3. ぐらぐら沸かさないように火加減を調節して約30分。

soupbase_03.jpg

こんな風に綺麗に済んだスープになる筈。
静かに漉して、スープベースの完成。

手軽で簡単ですな。

出し殻のミンチは、そぼろにすればよいとする料理書もあるが、
鶏に関しては全然美味くない・・・
美味しいスープが取れたのだから、それで使命を果たしたのだ!
豚ミンチはそれなりに食える。
だから、両方を用いてスープを取る場合に、出し殻を再利用した
ければ、豚と鶏を別に投入する必要がある。
先ず、どちらか一方でスープを取り、冷ました後、他方を溶いて
もう一度繰り返す。

ところで、鶏モモを買ったら、筋を取ったりして掃除するのだが、
その時に取り除いた筋や切れ端を冷凍して集めておくと、
こういうときに活用できる。
だから鶏モモを容赦なく掃除して、美味そうなところだけに出来る。

さて、上述の基本のスープを利用して作った今回のスープ。

材料と下拵え

tori_soup_01.jpg

 丸鶏の余り(細かく裂いておく)
 筍水煮(かつらむきにしてから細切り。ごく少量の油で煎り焼き)
 生椎茸(細切り)
 エノキダケ(適当に切る)
 水溶き片栗粉
 玉子(溶く)

作り方
1. 基本のスープに干し貝柱を入れて、蒸し器で30分ほど蒸す。

tori_soup_02.jpg

何故蒸すのか?目的濃度に達したスープが煮詰まるのを防ぐ為。

2. 干し貝柱から味が出たら、鍋を火にかけて塩と淡口醤油で調味。
具材を入れて、しばらく煮て、片栗粉でとろみをつけたら、
溶き卵を流して完成。

スープっていいもんですね。簡単で美味い。

以下のブログランキングに参加してます。
「キューブなんか無くても、スープって簡単やん!!」という方は、
下のアイコンをポチ、ポチ、ポチッとクリックしてくれはったら嬉しいです。


  にほんブログ村 料理ブログへ

当blogは手作りを追求しています


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 中華料理
ジャンル : グルメ

コメントの投稿

非公開コメント

干し貝柱の方に目が行ってしまいました。こっそりこんなに美味しい高級食材を使うなんて政さんズルイっ(^^

目からうろこポロポロリです 。゜(゜ロ゜)

あまった丸鶏がいろいろな料理になってすごいですねー。
彼?もマルドリ冥利につきるでしょう、きっと。
私だったら身のぶぶんを裂いてサラダにするか棒棒鶏にするかぐらいしか思いつきません。
(どっちも同じか。。。 ;¬_¬)

ひき肉でだしをとるとはびっくりです。
それ自体を料理にするものだと思ってました、つくねとかハンバーグとか。
まさかやつもだしをとるのに使われるとは思ってないんじゃないでしょうか。。。
けどやっぱりなんかだしだけのために使うのはもったない気がします、根がびんぼう性なもので。。。

モモ肉のお掃除、たいへんですよねー。
ここでもびんぼう性で、むだのないようきわっきわまで削いだり切ったり手間がかかります。
  とっといておだしとりにつかう。
これならひき肉でだしをとるよりも、もったない感が少ないうえに、きわきわまでやらなくていいので一石二鳥ですね!!

>黒砂糖様

ほほほ。
「美味いもんは家で食え!!」を通奏低音とする当blog、
これから他にも珍食材が飛び出すかもしれません。
乞う御期待!!

>JOHNNYmonk様

妻とも話していたのですが、実は丸鶏というのはとてもリーズナブル
なんですね。晩飯や妻の弁当に使い回して食って食って390円。
定価でも780円です。しかも丸鶏で火を入れるとしっとりジューシー。
もっと使いたい食材だと思います。丸揚げは当分しないと思いますが

挽肉をスープ材料にするのは、僕も最初はちょと気が引けましたが、
美味いので精神的障壁はどこか向こうの方へ吹っ飛んで行きました。
といっても、鶏ミンチは安い胸肉を使いますが。腿ミンチは高いですね。
でも、本当は、もも肉を掃除して出てきた筋やら骨片やら切れ端を使う
のが一番精神衛生上もいいのは確かです。

一度お試し下さい。
プロフィール

政

Author:政
アラフィフ主夫

最近のコメント
一応参加中


カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク