猿山と長九郎山(二本杉峠~猿山~諸坪峠~長九郎山~池代) その3
年を越してしまい間延びしてしまいまいましたが、続けます。
前回までのあらすじは・・・
10年ぶりに伊豆の猿山に登ってみようということで、
2016年12月10日土曜日に
修善寺駅から0815発河津駅行バスに乗って
「天城ゆうゆうの森入口」(旧「大川端キャンプ場」)で下りる。
遊歩道を登って二本杉峠に着いたのが時刻0948。
「伊豆山稜線歩道」を移動して「滑沢峠」先の分岐から
猿山へ続く稜線に乗って、猿山頂上到達が時刻1138・・・
という所まででした。
で、猿山から下りるのですが、今回は諸坪峠に行きたかったので、
猿山頂上から南西に下った所にあるテラスのような小ピーク手前のコルへ。
そこからは10年前に使った宮ヶ原方面へ下りる歩道が
北西へ通じているのですが、今回は南東へ向かう。
その先では滑沢峠方面からトラバースしている「水涸歩道」と合流し、
諸坪峠へトラバース・・・
というルートを「ヤマレコ」の山行記録を参考に作っていました。
つー訳でGO!
っても・・・
森の中の緩い斜面なもんで、
簡単に方向を失いそうになるわ~
よく、山行には地図とコンパスを忘れずにといいますが、
地図とコンパスだけで現在位置を把握するなんて芸当は、
一朝一夕に身につくもんではなくって、
意欲的に訓練しなくては身につかんでしょう。
だから、とりあえずはGPS様々なのであります。
なんといっても今の機種は液晶画面に地図を出せるのが素晴らしい。
10年前は緯度経度を読んで手元の地図上で一々確認していたのでした。
それに今はスマホにもGPS地図アプリがありますもんね。
でも、山中ではスタンドアローンで使えないと意味ないですが。
っても、
やっぱ、地図とコンパスだけで現在位置が判ったらカッコイイので、
身につけたいスキルではありますよね。
なんやかんやで
赤い灰皿が目印の目的のコルに到達。時刻は1155。
天城の山中では、けっこうあちこちでこれと同型の赤い灰皿を見かけます。
でも、この灰皿、ネットで見てみたら、日本のあちらこちらに有るようで、
どうやら各地の営林署が同一規格のもんを使っているのかな?
たばこを吸わない俺には関係ないけど、でも、これは良い目印にはなる。
それと、今回、気がついたのはこれっ!!!
碍子が打ち付けてある棒!!!
こんな山中に何じゃこりゃぁ???って感じなんだけど、
これはかつて存在した昔の営林署の森林電話の名残ということだ。
ところでこういう伊豆の山のあちらこちらの話を色々読める記事があって、
ローカル紙『伊豆新聞』の「ジオてくの楽しみ」というのがそれで、
バックナンバーが、一部省略有りだが、ネットに公開されている。
僕はこの記事をネット検索で知ったのだけれども、
伊豆のマイナールートのことも載っているので、
単行本化されないかしらと、大いに期待しているのです。
さて、続行。
ここから南東へ歩道がある筈なのだけれども、ちょっと迷走してしまった。
やっぱ、ちょっとぼんやりとした地形と植物に惑わされて。
でも、10mほど下ったところで、方角を誤っていることに気がついて、
有るべき方角へ移動していくと
明確なルートにぶち当たることが出来たのでした。
あとは快調~
帰宅後にGPSのログを見ると、地理院地形図の点線とほぼ一致していました。
やがて・・・
「水涸歩道」に合流~
トラバース
ここだけちょっとヤバそうだったけど・・・
たいした困難も崩落もなく・・・
出たぁ~
諸坪峠に到達しました。時刻1235でした。
結構、上の方から出てくるんだね。
林道へは、ちょっと下りる感じになる。
ここにもあった赤い灰皿(の残骸)
この後、まだ登ったことのない長九郎山を目指しました。
(続く)
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