祇園『甘泉堂』の「栗羊羹」

1月も半ばを過ぎたというのに、いまだに新年の帰省ネタを引っ張り
出してくるとゆー有様ではありますが、まぁ、勘弁勘弁。

というわけで、毎回帰省時恒例の『甘泉堂』詣でなのですが、
冬はやっぱ「栗羊羹」であります。

201301_kansendou_01.jpg
なんか、ここのんは栗蒸し羊羹の方が有名みたいやねんけど、
僕はフツーの栗羊羹の方が好きやね。

にしても、いい赤色ですよねぇ~これぇ~
ベッドに敷き詰めてダイブしたいっす!壁紙に使いたいっす!!

ところで「羊羹」と、殆どたいていの羊羹がアルミと樹脂の四角い
チューブに入ったものなんだけれども、ここのは違う。

201301_kansendou_02.jpg

たぶん大きな流し缶でかためたものから切り出して箱に収めてあるのだ。
だから、切り分けたときに角が立っていて姿が端正なのである。

201301_kansendou_03.jpg

漱石が『草枕』で礼賛した羊羹の角も、屹度このようなものだったのでは。

あの、アルミチューブ入りの羊羹は、角が丸まっていてチューブのとじ目が
羊羹に付いてしまっているのが、なんだかとても見苦しいと思う。
超大手の超有名な羊羹も、味はともかく、チューブ入りというのがいただけない。
まぁ、もちろん、チューブ入りの方が日持ちもするので、色々好都合なのだろうが。

甘泉堂のは密封パックではないし、羊羹なのに甘さも控えめなので、日持ちはしない。

それにしても、ここの羊羹は、ほんま、まじ、美味いっす!
甘さのバランスが僕の好みのど真ん中をジャストミートしているんですわ~

伊豆に住んで早10年ですが、和菓子に関しては相変わらず京都至上主義ですわ~

なんて誉めちぎったら、勝手に期待を過剰にふくらませる人とかいる?
まぁ、僕なんか無名の一介の一私人に過ぎないのだから、ブログで何をどう
誉めようと影響力がある訳もないので気楽なもんだが。

ま、それはさておき、お正月なのでお抹茶いただきました。

201301_sakurei_01.jpg

偶には居住まいを正してお抹茶をいただく時間も必要なのであります。
茶碗もたまには使わんと、育たへんし。タンスの肥やしでは値打ちがない。
まだまだ全然ツルピカですもんねぇ。
岡本作礼氏の井戸です。この作家さんも、以前は手が出せたんですがねぇ。

201301_sakurei_02.jpg

こっちは斑唐津・・・だったかしらん?

まぁ、器とか焼き物も巡り会いといいますか、なんというか。
結構若い頃から古信楽の壺のええ感じのがあったら欲しいなぁと思い続けて
いるんですが、巡り会えるんかなぁ?
いや、ほれ、あれだ。出遭っても先立つものがないとアレですから。
そういうのも含めて「巡り合わせ」ですからなぁ。

そういや、去年の年末に熱海のMOAでやってた「六古窯」に行ったんですが、
ああ、これはまた別にエントリしますか。

******

ところで和菓子絡みで大変ショックなことがありました。

お正月に妻の実家にお年始に行った帰りに、近鉄奈良駅に寄った訳です。
んで、いつものように『湖月』でみかさを買おうと思い、店に向かうと・・・

へ?????無い!!!

店が無くなっており、『湖月』のあった場所にはなにやら訳のわからん店が・・・

そういや、前は近鉄西大寺駅の駅ナカで買った覚えがあるのだが、どっかに
移っちゃったのかしらん?

と思って、駅の観光案内で聞いてみると!!!

「やめてしまわはりました」って、廃業閉店だということを知ったのでした!!

なんで!?結構流行ってた筈なんだけど?どうして??どうして???

帰省から戻ってきてネットで調べたら・・・まぁ、噂と憶測レベルのものしか
出てこないのではあるが、なるほどなぁ。そういうこともあるかもなぁ。
事実としたら、まったく腹立たしい話だ!
でも奈良って商売下手そうやもんなぁ。

でも、2011年年末の時点でもう廃業してはったそうで、だったら僕が西大寺の
駅ナカで買ったのはいつだったのだろか?

知らん人のために、在りし日の『湖月』のみかさの写真のせときますね。

mikasayaki_01.jpg

mikasayaki_02.jpg

この巨大サイズのジャンボみかさが名物だった訳です。
ここのんはあんこがこしあんで、僕はこしあんの方が好きなので、
故にここのみかさが好きだったというわけです。

番外編!!!!

201301_KOGETSU_mimuro_00.jpg

いやぁーーーーいっぺん丸かぶりして食ってやろうと思っていたのを、
蛮勇を振るって実行した時の記念写真が出てきましたわぁ~
2011年1月のことですが、ほんの2年前のことなんだなぁ。あぁ~残念!


あぁ~なんだか好きな店が、味が、どんどん無くなくなっていくのかなぁ?

家業で、家族だけでやってはるとこなんか後継者問題もある訳やしねぇ。
京都『芳富軒』の「雁食」って大好きなんですが、あの銘菓も当代限りだそうで。
祇園の『秋紅堂』も既に無いし。木屋町の『望月』も無くなって久しい。
『植村義次』は健在なのか???不安だ!!!

当然、僕も歳をとっているわけで、歳をとるということは、自分の周りから
好きなものたちが消えていくことをも意味するのだろうなぁと、柄にもなく
しんみりしてしまうのであった。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : お菓子
ジャンル : グルメ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

政

Author:政
アラフィフ主夫

最近のコメント
一応参加中


カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク