オランデーズ・ソースでホワイトアスパラを食う

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先日のエントリーで、ホワイトアスパラをマヨネーズで食って
「マヨネーズで食っても美味いもんは美味い」などと申しましたが
妻には「オランデーズ・ソースの方が美味しいでしょ!」と言われて
しまいました。

まぁ、ホワイトアスパラもそろそろ食い納めかもしれへんな~
ということで、今回はきっちりオランデーズソースを自作。

このオランデーズ・ソース(sauce hollandaise)というのは、まぁ、
ぶっちゃけ、バターを使ったマヨネーズみたいなもの、と言って
しまっていいのかどうかはわからんのですが、もし難があるなら、
どなたかがツッコミ・訂正して下さるのではないかと期待してます。

で、これは作り置きができないということで、既製の市販品はなく、
しかも最近ではレストランでもあまり作られなくなっているそうな。
ということは、食いたけりゃ自作するのが手っ取り早い!という訳で、
セッティング完了。

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尚、参考図書は中村勝宏著『完全理解 フォンとソース』(柴田書店)。
ああいうのを食べたい作りたいというときに、知識さえあればなんとか
なることも多いので、料理の専門書にも躊躇なく手を出すべきなのです。
勿論、僕の作ったものが、教科書的に「正しい」かどうかは別ですが、
家庭料理においては「食べる人が美味しいと判断すること」が第一義
なので、「のようなもの」であっても、美味しければそれでいいのです。

左側バーナーででパイレックスのボールを湯煎にかけて予熱。
湯温は70℃。十分暖まるまで待つ。
右の湯煎はバターです。小鍋にバター50gを入れて溶かしています。
しばらく放置しておくと溶けたバターが2層に分離します。

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この上澄みを漉したのが「澄ましバター」ですが、家庭料理的には
漉すときの減耗がもったいないので、上澄みをそっと注ぎます。
底の水分は・・・飲むんですな。美味。

卵黄1個に水15ccを加えて泡立て器で攪拌。
湯煎で温度をキープしながらもったりするまで泡立てたら

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混ぜ混ぜし乍らバターを少しずつ加えていき、すっかり混ざったら
レモン汁と塩で調味してできあがり。

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さ、あとはホワイトアスパラを茹でて
ソースをどっぷりつけて食うだけ!!!

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ははは!マヨネーズで食うよりも美味い!
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トマ玉(トマトと玉子の炒めもん、西紅柿炒鶏蛋)

うぅ~む・・・

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ちょっとイメージとは異なる外観になったが、味はよい。
自分の料理を上手い美味いと自画自賛するのは脳天気だと思うが、
それでも憚ることなく「美味いぞっ!」と叫びたくなる美味さだ。

でも、材料はたったこれだけで、味付けは塩だけ。

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予想をはるかに超えた美味。久々の感動。

以前、古い雑誌を整理していたら、或る雑誌に「在日外国人の
行きつけの店」なる趣旨の特集があって、その中で紹介されて
いたのが或る店のこの料理。

トマトと玉子を炒めあわすなんて想像できないが、興味深い。
でも、その時は作ろうとはせずにそのままになっていた。

そして6月に入り、トマトを箱で買うようになり、毎日毎日
トマトを食べるようになった。
僕はトマトが好きで、そのまま食べていれば十分に満足なのだが、
それでも偶には何か変わった食べ方をしたくなる・・・
また、妻は食傷気味のご様子。
ということで、トマトを使ったなにか目新しい料理はないかと
思っていたところに、ふと思い出したのがトマ玉というわけ。

とりあえずネット検索をかけてみると、味の評判は上々。

作り方には幾つかの方法があり、玉子とトマトの投入タイミングで
大きく次のように分けられるようだ。

1. 玉子を炒めて、取り出す。トマトを炒めて、玉子と合わせる。

2. トマトを炒めて、玉子を入れて、炒め合わせる。

3. トマトを炒めて、取り出す。玉子を炒めて、トマトと合わせる。

手持ちの料理書を調べてみると、『野菜の中国料理』(柴田書店)に
作例が掲載されており、それは2.の方法。調理者は脇屋友詞で、
ユニークなのは卵白を泡立ててから黄身を混ぜるところか。

他、ネットでは具材に変化が加わったりして百花繚乱。

要するに、「好きにしろ」ということなので、好きにする。

さて、どの方法を採用するかが問題になるが、
先ず1.は却下とした。
いったん炒めた玉子を取り出したら、トマトを炒めている間に余熱で
玉子が締まっていくと思われるからである。
又、トマトを炒めると水気が出てくるのは必至なので、2.の方法では
玉子を入れたときに、上手く炒め合わすことが出来るか少々不安。

ということで、今回は3.の方法で試作することにした。
ただ、トマトを炒めるのは北京鍋ではなくテフロンを採用した。

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鉄鍋で酸味のあるものを炒めると金気が気になるからである。

トマトを湯むきして、適当に刻んだら、適当に種を取る。
種の周りのゼリー状の部分は美味しさの素らしいが、あまりに
びしゃびしゃになるのは炒め物として、料理として問題であろう。

仕上げは簡単高速調理。

塩加減をしながらトマトを炒めたら、それを脇によけて、
当然余熱をかけてある北京鍋で塩加減した玉子を半熟に炒めて、
トマトと炒め合わせて出来上がり。

尚、トマトはしっかり熱くなるまで加熱した方が美味いと思うぞ。
崩れて外見は悪くなるのを気にする必要はない。

これは作り込む価値のある料理だと思う。
もっと美味しく、美しく。
他の方法を試す必要もありそうである。


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ホワイトアスパラ

最近では旬という概念が希薄で、通年で出回っている
野菜も多いが、ホワイトアスパラはいまだに旬が通用
する野菜ですな。
ホワイトアスパラはフレッシュに限る。缶詰は駄目。
全然駄目。

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これは香川産で、東讃アスパラ部会だそうな。

とりあえず茹でる。

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皮を剥いて、その皮と一緒に茹でる。
これは以前、どこかで何かで知った技法。
皮の他には塩少々。

茹であがったらそのまま煮汁につけてあら熱を取る。

あとは皿に取り出して食えばいいだけだが、
去年はオランデーズソースを作って食ったが、今年は・・・

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普通のマヨネーズで食った。
それでも量が食えたから満足。

ま、理屈も蘊蓄もカッコイイ盛りつけも要らんでしょう。
量が食えることが家庭料理の重要な原則。
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貝(これは何て貝?)

温泉土産第三弾!

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これも河津の『あおき』で買って帰った当日に食ったものだが

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「貝」って、そりゃ、これはエビやカニには見えんな。

ネットでこれが何という貝なのか調べてみたが、なかなか判らない。
似たようなのが出てきて判別できない。(判る方は是非教えて下さい)

いずれにせよ、岩にへばりついている貝の仲間で、なかなか普通の
スーパーには出てきそうもないが、こういうものがひょいとあるという
ところが、いかにも伊豆の海辺のスーパーである。

ところで、この『あおき』というスーパーは、伊豆を中心にチェーンを
展開していて、品揃えもなかなかどうして大したもので、所謂
「こだわりの」食材・食品・調味料を色々おいている。
僕は函南店と沼津店をしばしば利用するのだが、本店は河津なんだね。
珍しい輸入食品からこんなローカル食材までおいてるスーパーがある
なんて、河津の人が羨ましい。

さて、この貝の食い方だが、味噌汁にでもするかと鍋に放り込んで
水を入れて火にかけたが・・・
うえぇぇ~煮汁が緑色だよ~きもいよぉ~
煮汁の味をみると、ちょっとスープ分が薄いよ~
ってんで、結局、塩を投入して塩茹でに。

ザルで水を切って・・・さぁ~どうぞ!!!!!!

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・・・

やっぱ人間は見慣れぬ食い物に対しては警戒するもんです

それにこの姿を見てよ。
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牛ですな。


カタツムリを漢字では「蝸牛」と書くが、こいつは蝸牛よりも更に牛っぽい。

遊んでいても仕方がないので、どうやら内子らしい背中の黄色いところを食うと、

美味!!!!

緑のところは磯臭くって海草臭くって、丁度鮑の緑色のワタを大味にした
感じで、僕は好きではなかったが、身は歯ごたえもあり、微妙な味もあり
なかなかに美味。鮑には遠く及ばないが、結構美味い。

ワタを外すと、鮑とは全然違う構造なんだね。
鮑は真ん中に肉柱があって、その周りに内臓が付着しているのだが、
こいつは肉の真ん中がVの字に切れ込んでいて、そこに内臓がはまりこんでいる。
貝殻部分は内臓の上に乗っかっている感じで、鮑のように筋肉と強固に結合
しているということはないようだ。

ところで、臓物写真が苦手な人のためにサムネイル(クリックで拡大)で
紹介するが、こいつは体内に紐を持っていた。かつての理科少年の血が騒ぐね。

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緑色のワタの内部にコイル状に収納されていて

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それが頭部につながっている。

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紐の表面はザラザラしていて、丁度サザエのアタマの管の内部のよう。
ネットでちょっと調べてみると、それはどうやら「歯舌」(しぜつ)という
軟体動物特有の摂餌器官らしい。こいつで岩の表面の藻類を削り取っている
らしい。

これはなんかいやらしいので頭ごとむしり取ってほかす。

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さて、この貝。
敢えて求めるほどではないかな?というのが正直な感想。
出されたら食うけど、買うならカメノテかな。
でも、内子は美味かった。

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カメノテ

海の生き物ですな。岩にへばりついてるアレ。

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「セイ」というんは地域名のようだが、広く「セイ」と呼ばれている
らしいので、海辺ではさほど珍しい食い物でもないのだろう。

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正に「亀の手」とは言い当て妙である。
これも峰温泉の帰りに河津の『Aoki』で買ってきたもの。
「カメノテは美味い」と、ネットでチラホラと見かけていたので
一度トライしてみたかったのである。
勿論、食ったのは帰ってきた当日である。こいつが死んだら、
あっという間に臭くなって、とても食えたものではなくなるだろうから。
ま、ネタを小出しにするのがblog存続の秘訣だ。
だから時系列にはあまりこだわらないし、その必要もないだろう。

さて、カメノテの食い方としては塩茹で味噌汁がいいそうだが、
今回はとりあえず塩茹でに。

茹でてます。

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かなり磯臭い。海辺の香りがたちこめる。

3分ほど茹でたらザルに空ける。

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これ、ホントに食えるのかぁ????

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ネットで得た食い方指南によれば、亀の手の甲に当たる部分を剥くと
薄桃色の肉が出てくるので、そいつを食え!とのこと。

でも、皮が硬くて剥きにくい。思いっきり爪を立てて引き裂くと

ぶしっ!!!!!!!!!!!!!

汁が飛び出て飛び散る、飛沫が顔にかかって磯の香りが・・・

ここを食うんだな・・・と。

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おそるおそる食ってみると乙な味。うん。いける。美味い。
エビとカニと貝を合わせたような味という評価があるが、
なるほど解る表現である。へぇ~

ところで、この部分以外は食えないのかというと、
そうではなく、丁度「亀の手」の爪に当たる部分にも肉がある。
肉というか、そこがカメノテの生命活動の中心部なのだが、
そこを引っ張り出すとエビの頭と胴を合わせたよう形をしており、
エビの脚っぽい部分や背わたのような部分もある。
それを見るとなるほど、カメノテは貝の仲間ではなくエビカニの
仲間なのだということがよくわかるのだが、それにしてもグロい。
結構グロイので写真を撮るのはやめた。
が、妻は案外平気でちうちうとすすっている。

「美味い?」

「美味しい」

僕もえいやとすすってみると、ちゅっと口の中にエビカニ系の濃厚な
味が広がった。これも珍味だ。

えてして珍味というものはゲテモノと紙一重だと思うが、カメノテは
美味い。なまこを最初に食った人は偉いなどと言うが、なまこよりも
カメノテを最初に食った人ほのうが更にエライと僕は思うぞ。
それでも、日本のあちこちの海辺では食われているようで、更には
遠くスペイン・ポルトガルでも食われているようである。
だから実際には大騒ぎするような食い物ではないのだろうし、
都会の居酒屋かなんかでほんのちょっとを千円位で出されたら嫌だな。
海辺の民宿で山盛りで出されるに相応しい、そんな味。

機会があれば、これはリピートしたい。
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キンメダイのしゃぶしゃぶと金目鯛の炊いたん

三島というのは伊豆の観光行楽物見遊山の拠点として
実に素晴らしい土地で、ちょっと温泉でも行こか~って
ノリで遊びに行ける。

というわけで、妻と河津の峰温泉で1泊。
利用した温泉宿の敷地内にある自家源泉からは常にもう
もうと湯気が立ち

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館内に7つある大小の湯舟はいつでも源泉かけながし。

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料理も一般的な温泉宿料理とは異なり、過不足ない料理。
無茶な味付けのない良い料理だった。
まぁ、万人受けはしないかもしれないが静養には好適な宿。

二日目は下田に行って関東圏にまでその名が知れ渡っている
という鰻屋で白焼きと鰻重を食って、

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そして帰ってきた。

んで、今回の温泉旅行の土産は、下田と河津の『Aoki』で
買ってきたモロモロの食材・食品・調味料の類。

なんだか旅行なんだか日常生活なんだか。
が、三島から伊豆というのはそういう感じ。
つーか、三島も伊豆國なんだから、当然そんな感じ。

で、帰宅した日の晩飯は、河津の『Aoki』で買ってきた金目鯛。

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下田産の約1kgで2000円ちょい。

これを胴体の真ん中でふたつに切って、
尻尾の方はキンメのしゃぶしゃぶに

これは伊豆の旅館・民宿の名物料理だが、要するに刺身で
食えるレベルの金目鯛を皮ごと薄くスライスして、

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沸いた昆布だしにくぐらせて

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ポン酢で食うだけだから、
キンメさえ手に入れば家でも簡単に食える。

それから、頭の方は普通に炊いて食った。

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美味。

以上2品、作り方は省略。
特別なことは何もないから。


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北川半兵衛抹茶

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っていうアイスバーなんだが、近所のスーパーで
気まぐれに買ってみたら、これが激ウマ!!!!!

抹茶アイス、アイスバーの類は今までも色々あったが、
はっきり言せてもらえば、その殆どが美味くない!!
つーか、変な味!変な香り!!
こんなん抹茶ちゃう!!!
開発者はほんまにこれが抹茶味やとおもってるんか?
抹茶飲んだことあらへんのとちゃうか???????
と問い詰めたくなるような変な味のもんが多すぎたが、
これはなかなかどうして美味い。

この抹茶アイスバーは二重構造で、外側が氷菓系で、
内部がラクトアイス。

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その両方ともに濃厚な抹茶の味がする。
しかも無闇に甘くない。
関西で「グリーンティー」と呼ばれる、
冷たい甘いお薄と同じくらいの甘さと濃度。

んで、やっぱ原材料欄を見れば、無香料なんだね。
今まで食った抹茶アイスの類で不味いものは、変な香料で
無理矢理に抹茶の味を作ろうとしていた様に思うのだが、
これには無理がない。

勿論、香料の使用を一般的に否定する訳ではない。
バニラビーンズだって香料だもんね。
だが、缶コーヒーもペット茶も、香料を使っているものが
美味かったためしがない。

半兵衛はエライ!!!
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里芋とかしわの炊いたん

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「かしわ」って解りますか?鶏肉のことです。
京都でも大阪でも、そして奈良でもちょっと前まで
鶏肉のことを普通に「かしわ」と呼んでいたのだが、
今ではどうだろうか?
もしかしたら若い人には通じひんかもしれんな。

で、なんしか、そのかしわと里芋を炊いたんは、
なんとも家庭料理らしい、ええ料理やと思う。

まぁ、こんなものの作り方なんか、どうでもええ様な
気がするが、僕が注意するのは以下のようである。

かしわはモモを使う。
ムネではぱさついてしまうし、手羽でもいいのだが、
食いにくい。だからモモが一番いい。

ただ、僕はかしわの皮が原則として大っ嫌いなので、
そんな僕でも食えるようにと・・・

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こうやって皮をこんがり焼いて脂を焼き切ってしまう。
こうすれば、僕でも食える。

そんだけ。後は、里芋をいれて、油を馴染ませたら

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鍋に入れて、ハサミで適当に切った昆布を放り込んで
水、酒、醤油、味醂で適当に炊く。

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味加減は各家庭が個々で決定すべき問題だ。
家庭料理なんやから。

尚、この料理では里芋の下茹ではしない。

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銀鮭のサラダ(低温調理の趣旨に基づきクールブイヨンで軽く加熱して)

まだ試作段階。にしてもなんちゅぅタイトルか?

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先日、去年出来たばかりの沼津のフレンチに行った。
その店はアミューズにブーダンノワールを出す点、
当地では中々挑戦的で、グラスワインにもアルザスの
ピノノワールを用意したりして、実に面白い。

僕が引っ越してきた5年前に比べて、当地にも若手の意欲的な
店がチラホラと増えてきているようである。
当地に越してきたばかりの頃は、外食の環境に関してかなり
不満だったのだが、最近の状況は実にいい。
もっといっぱい出来たらいいな。

さて、今回の鮭の料理は、その新規のフレンチで出てきた
サーモンの料理に触発されたもの。
緩めのブールブランソースを流したスープ皿にクールブイヨンで
軽く茹でたサーモンの切り身という皿だったのだが、サーモンの
身がソフトで柔らかく、ああ、魚は焼くばかりではなくて、こういう
のも美味いよなぁと、新鮮でちょっと感激したのだった。

というわけで、そんな感じのを家でも食いたいなぁと思い、
こういう感じでええんとちゃうんと試作したのが今回の家庭料理。

作り方は簡単で

スーパーで売ってた養殖サーモンの切り身を

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10%の塩水(砂糖と粒胡椒入り。所謂「ソミュール液」)に漬ける。

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大体24時間くらい。

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液から出したら塩抜きをする。

鍋にクールブイヨン(要するに香味野菜の煮出し汁)を沸かし

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70度まで冷めたら(温度計で測れ。)塩抜きしたサーモンを投入。
鍋はルクルーゼを使っているが、これ、最強。正に好適品。
温度計で温度を確認しつつ、蓋をして15分。必要なら着火して。

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鍋から引き上げたら皮を剥がして骨を抜いて、盛りつけて完成。

本職はどうしているのか知らないが、とりあえず質感は狙い通り
しっとり柔らかく加熱することが出来た。

が、ちょっと予想よりも塩分が抜けきれておらず、というか、
最初から10%というのが濃すぎたのか、ちょっと塩辛い。
が、サラダの味気としてレタスと食ったら丁度いい塩梅。
しかし、外からソースを付加するにはやはり濃すぎるので、
これは更に調整と試作が必要。

他の魚でもやってみるか。いずれにせよ、更なる精進が必要。
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テーマ : お魚料理
ジャンル : グルメ

ソラマメのポタージュ

簡単で美味。

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ソラマメは塩ゆでにしても美味いし、去年は鞘ごと焼いて本体を
蒸し焼きにする手法が一部で流行っていたようだ。
しかし、ポタージュという食い方はかなり本命的な食い方だと
思われる。しかも、ミキサーさえあれば、とてつもなく簡単。
スープの素なんか要らない。寧ろ邪魔。

作り方は鞘から出して皮を剥いたソラマメを、そのまま食べても
美味しい塩加減の塩ゆでにして、茹で上がりを直ちにミキサーへ
投入し、適量の牛乳と一緒に回す。
鍋に空けて温めれば温かいポタージュの出来上がり。
鍋ごと氷水にあてて冷やせば冷たいポタージュ。

特にコツも何もないと思うのだが、ただひとつだけあるとすれば、
これは出来上がりを直ちに食うべきだということ。
ソラマメの皮を剥いたら直ちに茹でて、茹であがったら直ちに
ミキサーにかけて、鍋に空けたら直ちに温める、若しくは氷水に
鍋ごとあてて冷やす。
その方がソラマメの香りがすがすがしくてよい。
それから、温めるときには、鍋底の焦げ付きに注意。
もの凄く焦げやすいから。湯煎で温めてもいいくらい。

塩加減は適宜調整。

それから、胡椒は、さぁ、どうでしょう?
「塩胡椒」と、いつでもおきまりのようにワンセットで使用する
というのが正しいこととは思えない。惰性とすら感じる。

胡椒が本当に必要かどうかは、個別具体的状況に即して
各自が判断すべきこと。
僕はこの料理に胡椒は邪魔だと判断している。

ところで、ソラマメって鞘ごと買ってきたら大量に見えても、
鞘から出して剥いたらホント少なくって、いつもがっかり。

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JAで買った三島産ソラマメ。これで二袋分400円也。
実は高級食材ですな。
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テーマ : 野菜
ジャンル : グルメ

サクラエビかき揚げのぶっかけ蕎麦

夏の昼飯には冷たい麺類が嬉しいっすね。
というわけで…

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主要材料は、蕎麦の乾麺と市販の蕎麦つゆと、
それからこういう用途のために冷凍しておいたサクラエビのかき揚げ。
サクラエビかき揚げは由比のサクラエビに根三つ葉の自家製。

蕎麦は国産そば粉100%のもので、蕎麦つゆはアミノ酸等無添加のもの。

あとは冷蔵庫を漁って、葱とミョウガを刻み、辛味大根をすり下ろし、
焼き海苔を刻んで、サクラエビはオーブンでパリッと温めて、
具材薬味をトッピングして…

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つゆぶっかけて、食う。以上。

やっぱ、蕎麦に関しては、僕からは特段の蘊蓄は出てこない様で・・・
僕にとって「蕎麦」とは「お食事」以外のなにものでもない。
食いもんとして美味いか不味いか。
それだけ。
蕎麦の精神世界的側面に興味はないようである。
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テーマ : うどん・そば
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チキン南蛮(TAKE 2)

チキン南蛮の2回目を作った。

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今回は鶏もも肉を一口大に切ったものを使用。
更にムネ肉も使用。

ところが今回は前回に比してやや精彩を欠く出来上がり。
原因を考えてみるに、先ずタルタルソースに関して、
今回はコンデンスミルクを使ったのだが、やや入れすぎた。
それから、前回は甘酢の酢に在庫処分でリンゴ酢を使用したが、
今回は米酢を使用したからか、甘酢にシャープさが足りない。

ややぼやけ気味の甘酢とまったりしすぎ気味のタルタルソースで
全体的にぼやけた印象の味になってしまったと思われる。

尚、肉の使用部位に関しては、再考の余地はない。
ムネ肉よりもも肉が圧倒的によい。

そんな感じ。
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テーマ : 作ってみた
ジャンル : グルメ

生ウニのスパゲッティー

スーパーで半額になってた海水ウニを使って。

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海水ウニってのは、写真のように塩水の中に浮かせて
密封されて売られているウニだが、通常見かける木の
小箱に並べてあるやつよりも風味がよいことが多い。
もっとも、木の箱に並べてあるのが駄目かといえば、
必ずしもそうではないのは当然である。
ということは、海水ウニとてピンからキリまであると
考えるのが常識的発想であり、結局、目の前のウニは
どうなのかという個別具体的な問題と言うことになる。
何でもそうだが、安易な一般化は慎むべきだが、まぁ、
スーパーで買ったウニ中、今のところ海水ウニに外れは
無かったのであった。

さて、今回はウニスパにしてみた。

ウニの量がパスタの量を決定するので、今回は乾麺
100gを妻と半分こ。

作り方はその過程を調理と呼ぶのが憚られるほど簡単。

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ボールにバター適量を柔らかくして、生ウニ適量を
放り込んで練り混ぜて、茹でたてのパスタを絡める。
濃度を調整したければゆで汁を適当に入れる。
塩気はゆで汁と海水ウニで十分。
はい、出来上がり。

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僕は海苔をトッピングして和風にするのが好み。

まじ簡単で美味い。
このレベルのパスタなら家で食ぅといたらええのよ。


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テーマ : パスタ
ジャンル : グルメ

鴨の焼いたんと久しぶりのボル赤

我が家のフリーザーの奥底=食材墓場から救出された
フランス産の鴨を焼いた。

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ソースには蜂蜜を焦がしたカラメルに

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赤ワインヴィネガーと100%ストレートオレンジジュースと
フォンドボーを加えて煮詰めたものを~

添えもんには鴨の脂で焼いたエリンギとソラマメのグラッセ。

ワインは久しぶりにボルドーの赤。

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ポイヤックのナンタラカンタラバロン。ハーフボトル。

ボル赤飲むのはめちゃ久しぶりやけど、美味いな。
うん。美味しい。
いつからか知らんが、ワインはブル赤を好んで飲むように
なったが、ボルドーもやっぱ美味いわ。
こういうのを外で安く飲めればいいのだが、なかなか難しい。
だから家で飲むことになる。

しかし、ほんまにワインも高くなりました。
僕が飲み始めた頃はラフィットもラターシュも手が出る値段で、
僕には「ワイン入門」とか「入門者向けのワイン」などという
概念は昔から意味不明・理解不能なので、そういうのも買って
飲んだ。でも今は手が出ない値段やなぁ。
もし客観的に出せても、価値判断的には出したくない値段。

しかしまぁ、特に高くなったのは、一部のワインだけという感も
あるし、輸入・紹介されるアイテム数は以前より多いようだし、
安くて美味いのを探すことはかなり容易になったのかもしれない。
が、僕にはもはやワインに注ぐ資金も根気も情熱もないようなので、
昔の知識で偶にええのを飲むだけでええですわ。


ところで、今回の鴨の焼いたんは、ちと火を通しすぎた。
ソースを煮詰めるのに予想外の時間がかかってしまい、
休ましている間にどんどん火が入りすぎたという訳。
写真を見て、割と美味そうに写っていたのが意外だったが、
それでも駄目なことは僕が一番良く知っている。
結局、料理は見た目よりも味が重要なんだな。

考えてみれば、肉への火の入り方とソースの煮詰まり具合とでは、
どちらに時間的猶予を与えうるかということを考えてみるに、
それはソースの煮詰め具合の方だと思われる。
ということは、もっと早くにソースに着手するべきだったのだ。
ほぼ目的濃度に煮詰めた段階で冷めないようにしておいて、
肉が焼けたら最終的に煮詰めてバターをモンテするという
タイミングでやるべきだったのだと、ちょっと反省。

などと何故美味いか、何故不味いかを考えながら食うのも楽し。
寧ろ料理に失敗したときの方が、色々考えながら食える分だけ
有意義かもしれんが、妻には申し訳ない。


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テーマ : ワイン
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マサラチャイのスパイスは挽きたてに限る

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3年くらい前にマサラチャイ用のスパイスのセットと
スパイスマッシャーのセットを購入して以来、
マサラチャイのスパイスは挽きたてを使っている。
やっぱ、香りが全然違うのだな。

使うスパイスに関して、当初は色々試してみたが、
今ではとりあえずシナモンとクローブとカルダモンの
3種類に落ち着いている。

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カルダモンは鞘から出して、マッシャーで挽いて、

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鍋の中で紅茶と一緒に煮出す。

茶葉はルフナのCTCを使用。

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一昔前は神秘のベールに包まれていた?かのような
本場風のスパイスティーも、今ではこうやって普通に
家庭で飲めるようになった。実に結構なことで。
こういうのもネットと関わりのないことではなくって、
例えば紅茶の茶葉にしてみても、昔は大手の売っている
茶葉しか知らなかったが、今ではネットで選り取り見取り。

そういえば、通称「ロイヤルミルクティー」という
のがあるが、あれは王室とは縁もゆかりもなければ、
そもそもイギリスとも何の関わりもないんだってね。
まぁ、言ってみれば、十三の河原に立ち並ぶホテルの
ネオンみたいなもんですか。ちょっとちゃうか?
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