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「お水取り」に関する或る誤解について

すっかり春めいている当地。

sakura_01.jpg

まだお水取りも終わってへんのに、変な感じです。
やっぱお水取りは寒い方が値打ちがあるんとちゃいますか?

ところで、お水取りに関しては、奈良に縁のある者として
どうしても言っておきたいことがあります。

それは何かというと、あの松明を東大寺の坊さんが担いで
登って火の粉をまき散らしているという旨、或いはそのように
解釈せざるを得ない記述がネット上に散見されるのですが、
それはとんでもない間違いだと言いたいのです。

松明を担いでいるのは「童子」と呼ばれる練行衆の付き人です。
練行衆というのは東大寺と末寺から修二会に参加する僧侶ですね。
童子が担ぎ持つ松明の明かりに先導されて、練行衆はひとりずつ
参籠宿所から二月堂へ上堂。で、役目を終えた松明を、童子が
二月堂の舞台の欄干からつきだして、振り回して消火する。
それを見て善男善女が歓喜の声を上げる。

一体、どこでなにがどうなって、籠もりの僧が松明を担いで
登って火の粉を散らすなどという誤解が発生したのか不思議です。
もしかしたら「だったん松明」と、上堂の松明とを混同した
記述が最初にあって、それが検証されることもなく無批判な
悩みのないコピペとしてネット上に伝播していったのかも
しれません。

いずれにせよ、当blogをお読みになられた方におかれては、
どうかあの松明を担いで登って火の粉を散らしているのが、
東大寺とその末寺の坊さんだとはお思いになりませぬように・・・

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合掌
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テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

秋田の関西人 最終回 田沢湖

『鶴の湯』を後にして田沢湖駅前に着いた我々。
このままあっさりと新幹線に乗って帰ることも
できるが、東北には滅多にこれそうもないので、
田沢湖を一周することにした。

駅前から田沢湖を一周するバスが出ていたのだ。
それは通常の路線バスなのだが、実質は観光バス。
田沢湖観光の要所要所でバスを留めて、外にでて
観光してきてくださいという配慮があった。

これは田沢湖畔の潟尻からみた秋田駒ヶ岳。
(クリックで拡大)

tazawako_akitakoma.jpg

田沢湖プリンスホテルがあったが、冬期休業だそうで。
不思議だ。冬こそ絶好の観光シーズンだと思うのだが。

「蓬莱の松」という場所でバスを降りて、昼飯。
ネットであたりをつけていた『ORAE』という地ビール
レストランへ。

tazawako_orae1.jpg

醸造施設が併設されたレストランで、内装も垢抜けている。
なんといっても天井まで大きくとられた窓から田沢湖が
みえるというのが気持ちがいい。

tazawako_orae2.jpg

おまけにオフ・シーズンの平日だからか、空いてたし。

写真はないが、ピザと行者大蒜ソーセージと山芋の
グラタンを食った。
山芋のグラタンは、すり下ろした山芋に少し調味したものを
具材と一緒にグラタン皿に入れ、チーズを乗せて焼いたもの
だと思われる。面白くて、味も美味い。
ビールもいい。田沢湖畔で飯を食うなら、次もここやな。

『ORAE』を出て、田沢湖畔バス停を目指す。
砂浜には足跡も何もない真っ白な残雪が・・・

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まぶしくて目を開けているのが辛い程の晴天。

田沢湖畔バス停はすぐのところにあった。
バスで田沢湖駅に。

駅前に『田沢湖市(いち)』という物産品販売施設があった
ので、土産物を買いに立ち寄る。
中に『そば五郎』という地粉の十割蕎麦を売りにしている
蕎麦屋があった。しかも無添加・無化調だという。

比内地鶏の温かいつゆのせいろを食う。勿論大盛り。
妻にはお汁粉を。
つゆも蕎麦も美味。最高のドライブ感!で食えた。
こういうのが近場でパッと食えたらええんやけどなぁ。

『田沢湖市(いち)』で買った土産もん。

アスパラとふきのとう

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天然胡桃

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田沢湖産きくらげ

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山の芋

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「みず」の水煮

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ビール(「あたためて・・・」は『ORAE』にて)

tazawako_beer.jpg

なんだか素材もんが多いけど、やっぱ土産もんは
こういうのんが値打ちでしょう。

秋田新幹線『こまち』と東海道新幹線『こだま』を
乗り継いで帰宅。

おつかれさまでした。やっぱ東北はええねぇ。
何遍でも行きたい。

秋田の関西人 以上

****

お土産番外編

今回、池袋から夜行バスに乗ったのだが、池袋までの途中、
横浜に立ち寄った。妻が高島屋で買いたいものがあるという。
折も折!
高島屋では丁度、全国のうまいもんを一堂に集めた催し物の
真っ最中!!!
ああ・・・旅行直前に見てはいけないものが・・・

気がつけば、僕は色々買っていた。

ずっと食ってみたかった名古屋は『養老軒』のういろうに、

yourouken.jpg

和三盆2袋で700gと、今西の西瓜の奈良漬とか

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あと、『柳櫻園』の「香悦」に、他少々・・・

結局、旅行に行く前から1kgほどのお土産ができました。

この事実に直面した時、妻は呆然と立ちつくしていました。

いや、これでもかなり心を鬼にして、耐え難きを耐え、
忍び忍んで選びに選んで買ったんですってば!

まぁ、ええやんか。
1k増えたくらいのこと、重なったうちに入らへんのやし。
せやけど、横浜で買って、秋田を経由して三島に運んだん
やし、それだけ値打ちが出てる思うでぇ~。
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テーマ : お土産・特産品
ジャンル : 旅行

秋田の関西人6. 乳頭温泉郷『鶴の湯』

2泊目の宿は乳頭温泉郷『鶴の湯』だった。

聞くところによれば、この宿は予約困難で有名らしい。
大館のきりたんぽ屋で、鍋が仕上がるまでの間、
若女将と世話話をしていた時、明日は『鶴の湯』に泊まる
と話したら、よく取れましたねと言われた。
旅行の1週間程前に電話してみたら、偶々空きがあったのか、
あっさりとぱっと取れた。
『鶴の湯』で人気があるのは「本陣」という囲炉裏のある
古い棟ということなので、どうしてもそこ!というので
なければ、案外取れるんじゃねぇの?と思うがどうか?

と、言うわけで『鶴の湯』。
田沢湖駅前からバスに乗って「アルパこまくさ」という
所までいけば、宿の送迎車が迎えに来てくれる。
送迎車に乗せてもらってしばらく行くと、雪がずんずん
深くなっていく。雪かきをした道路の両脇の雪の断面は
バームクーヘンの様に層をなしていた。
やがて送迎車は『鶴の湯』に到着。

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雪なし國に生まれ育った者には、雪が積もっているだけ
でもコーフンものである。

部屋に通される。
超アンティークな「本陣」ではなく、「新本陣」という
棟の一室だった。「秘湯」とはいえ、街暮らしに馴れた
身には、十分な暖房は必需品だしウォシュレットは実に
ポイントが高い。「秘湯」と「街暮らしの快適性」とを
上手に調和させているところ、なかなか上手である。
それでも廊下は息が白くなる寒さで、とにもかくにも
なにはさておき湯に入ろう!

『鶴の湯』には、あの超超有名な「混浴露天風呂」の他に、
男女別の「黒湯」と「白湯」、そして宿泊客専用で男女別の
「内湯」があった。
とりあえず、空いてて貸し切り状態の「内湯」へ。

浴室のドアを開けると硫黄臭がぶわぁぁぁ~っ!!!!!!
湯舟にからはこんこんと湯が溢れている。掛かり湯をしていざ!!!

どびゃぁぁぁ~と湯が溢れて床に置かれた桶がざぁぁ~と流される。
「んぁぁぁぁ~きくぅぅぅぅ~!!!」
温泉につかるときはどうして自然に声が出るんでしょうかね?
最高でした。最高。

その後、屋外の「白湯」、「黒湯」と巡ったのだが、
どちらも貸し切り状態でラッキーだった。

晩飯は部屋に持ってきてくれる。

tsurunoyu_03.jpg

他に岩魚の刺身と、舞茸と比内地鶏の汁、それから名物の
山芋の汁が付いた。
必要十分で味付けにも無茶がないお料理。
カニが付いていないのも非常によろしい!

8時~9時あたりの、他の宿泊客が夕食を終えて一息ついた頃、
やはり露天も外湯も賑わっていたようである。
空くまで待つ間、宿の外で写真を少々。

tsurunoyu_02.jpg

外のお湯は10時で閉めて、後は内湯のみとなるそうだ。
外湯は止めて、内湯につかり、さっさと寝る。
翌朝は6時頃から露天・外湯を開けるそうで、一番乗り狙い。

***

翌朝5時過ぎ、外を見に行ったらやっぱまだ開いていなくて、
次に行ったら先客がいた。それでもまだ空いていたので、
妻も露天に入った。露天風呂の底は大きめの丸石だった。

だが、ゆっくりする間もなく人が増えてきて、それも男ばかり、
早々に退散となった。混浴露天は妻には厳しい環境のようで。

それでも退散先の「白湯」・「黒湯」は貸し切り状態。
みんな露天に入っているのだろう。

朝飯は広間で。

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内容・量共に満足。

なんといっても。生卵がついていないのがいい。
旅館の朝飯の生卵ってのが、僕はすっごく嫌なのである。


もう一風呂、「内湯」に入る。やはり貸し切り状態。
結局、内湯ばっかり入ってる感じになったが、
内湯が一番気に入ったのだ。なんといっても貸し切り状態。
温泉では他の客とコミュニケーションを取るのが楽しみな
ひともいるだろうが、僕はひとりでいる方がええわ。

因みにこの『鶴の湯』。観光シーズンのまっただ中には
日帰り入浴客が列をなし、入る順番を待っているそうな。
日帰り入浴は10時から受け付けということだが、8時頃
から並んで待っている猛者もいるらしい。

僕は空いていなければ嫌やな。
今回と同じ状況が享受できるのならば再訪したい。

さらば『鶴の湯』。又来る日まで。

tsurunoyu_05.jpg

宿の送迎車で「アルパこまくさ」迄送ってもらう。

(続く)

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