天然キノコ料理いろいろ

さて、富士山麓の鳴沢村で買って帰ったキノコは4種類だった。

fujisan_kinoko_01.jpg

即ち、クリタケ、ムキタケ、ハナイグチ、チャナメツムタケ

ところで、天然キノコに関して断言できることがあるとすれば、
それは「おおらかな心で接して、そして食べること」であろうか。
確実に、まず間違いなく、必ず「何か」がいる。
傘の上を、ヒダの中を、小さなお客さんが歩いていたり、軸の中に
トンネルを掘って住んでいる主であるとか・・・
塩水につけて「虫だし」をすると、ボールの底に死屍累々であり、
それらを逐一気にして、ましてやクレームを言いたがる向きには、
天然キノコを料理したり食べたりするのは、よした方が良い。

まぁ、今回買った中にも、奇跡的にトンネルを掘られていない
個体もあったが、やはりそれは少数派で、トンネルがなくても、ダニの1匹や2匹くらいは、テトテトテト・・・と歩いていた。

さて、とりあえず、帰った当日に食ったのは…

焼きクリタケ

fujisan_kinoko_kuritake.jpg

クリタケは綺麗なものが多かったのでそのまま焼いて食ったら、
うまい!やばいうまいです。
このクリタケというのは、汁気と一緒にするよりも、焼いて食う
方が美味いようだった。で、焼いて食う場合には、なるべく水に
触れさせないことが大事なようで、ちょっと虫っぽかったものを
虫だししたのと綺麗なのでそのままのものとを焼いて比較した場合、
そのままのものの方が圧倒的に美味い!
ので、焼きキノコというのは材料に対する要求水準が高いようである。

ひっつみ入りキノコ汁

fujisan_kinoko_habahiromen.jpg

国産小麦粉をこねて、寝かせて、伸ばしたのを出し汁に放り込んで、
そのまま醤油で調味したところに、ムキタケ、ハナイグチ、チャナメ
ツムタケを入れて炊いたもの。

コメント不要。美味。このぬらぬら光るのがいい。食感もぬらりと。
クリタケと異なり、こいつらは汁気の中でこそ美味いと思った。

***

翌日は、リゾットにしてみた。
fujisan_kinoko_riso_00.jpg

ハナイグチって、なんとなくポルチーニっぽい気がした。


今回は、せっかくなので、スープから自前で用意するVIP待遇で作ったのだった。


鶏ガラと手羽を細かくして、水にさらして血抜きをした後

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カラカラになるまで焼いて
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香味野菜とともに煮だしてスープを取る。

fujisan_kinoko_riso_03.jpg

焼くのは、本当はオーブンを使いたいのだが、我が家のオーブンは
内部に水蒸気がこもると挙動不審で停止してしまうので使えず、
やむを得ずフライパンで焼いている。

あとはこれを使ってリゾットにするのだが、以下省略

せっかくだからワインを

fujisan_kinoko_barbela.jpg

BALBERA D'ALBA は、前にいつ飲んだのかまるで覚えてないし、
夫婦共にイタリアワインは専らトスカーナを好むのだが、これは
バランスが良くて、美味しかった。3000円しないのに!!
これは御殿場の駅前近くにある『泉屋』というワイン屋の試飲会で
美味かったので買ったもので、先日、ワインを買いに行ったときに、
もっと買っておこうと思い、まだあるかと尋ねたら売り切れだった。

で、その『泉屋』に先日ワインを買いに行った際に、尋ねてみたのだが、
即ち、「御殿場で天然茸を売ってたり食わせたりする店はないか?」と。
そしたら思い当たらないとの返答だった。知人からもらったりはするが、
商っているところは知らないということで、はぁ?御殿場って保健所が
キノコ講習会を開いたりする位に富士山麓でのキノコ狩りはメジャー
ということなのに、それを商売にしている家がないというのは意外や意外!
どうりでネット検索をかけてみても全然ヒットしない訳だわ。
にしても、三島も沼津も富士山麓に近いというのに、秋に富士山の天然
キノコを食わせる店がないというのも、実に不可解。
だって、クルマやったらめちゃ近いやん!絶対に売れると思うんやけどねぇ。

ところで、この『泉屋』というワイン屋は、たぶん県東部では品揃えは
ピカ一ではないだろうか?日本酒もいいものを扱っている。外せない酒屋。

***

で、3日目は「きのこ入りのほうとう」をつくった。

fujisan_kinoko_houtou.jpg

小麦粉は専ら沼津の『しゃんぴにおん』というパン屋で売ってる
国産小麦粉を使っている。この粉10に対して水を4で作る。
はっきりいって、美味いです。こんなの腕じゃない。小麦粉がいいから。


さて、今年は色々と天然キノコを食う機会に恵まれたが、それにしても
自分はキノコのことを何も知らないということを痛感したのだった。
だから、書籍を何冊か買い求め、とりあえず基本的な知識を得ようとして
いるのだが、あはは!ものによっては天然物より栽培ものの方が美味いと
いう記述もあったりして、どうも一筋縄ではいかない。って、食味評価に
関しては個人差が大きいので、まぁ、殆どアテにしてはいないが、栽培
ものならばお客さんのお相手をしなくてもいいので気は楽かもしれない。
だって、軸にトンと包丁をいれたら、ぴぎゃぁぁっ!大魔術ショー!!
って、何が大魔術やねん!!??って、皆まで言わんよ。

にしても、福島で見た栽培ものの原木マイタケ、やっぱ買えばよかった。
菌床よりも美味いのかもしれん。

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政さん、きのこ旅お疲れさまでした。天然のきのこですが、良いお値段がしますが、それに見合うだけの価値がありそうですね。今年はほとんど食べることができなくて残念でした。河口湖のオサノ、我が家でも贔屓にしています。あのようなお店が近所にあればと思います。御殿場方面のきのこ料理屋さんですが、須走口登山口の東富士山荘がオフシーズンに麓の小山町須走で「山小屋」という居酒屋をオープンしているようです。このこ鍋などが出るようです。連絡先は0550-75-2113です。きのこ博士のお店ですので期待できるかと思います。

>SUZYさん
本当に結構なお値段でしたが、相場がわからないのでねぇ。
須走の「山小屋」ですか。クルマのない我々にはチト厳しい場所ですが、
要チェックっぽいですね。ありがとうございます。
でも、ほんと。三島・沼津当たりで食えればいいのに。

No title

鳴沢のキノコにはまだ基準値オーバーの放射能が出ると思いますが、大丈夫でしょうか?

富士山麓の天然キノコ

>マロンさん

あのぉ~、これは8年前2008年の記事なんですけど?
当然、それをご承知のうえでのコメントと解釈することにします。

で、富士山麓の天然キノコ、まだまだ現状は厳しそうですね。

先日、富士吉田の富士山駅から林道を伝って小富士~須走口~
御殿場口までハイキングしたときにも、
キノコ狩りの人が結構いましたが、
茸狩りは避ける様にとの保健所からの標識をみかけました。

まぁ、食べる人は自己責任でということなんでしょう。
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