久しぶりに料理についてうpしようかいなと、
で、1月らしく「ふどう豆」なんかどうやろ?
って、これはどっちかゆぅたら~正月料理なんやけど、
今日で1月も終了~でも、まぁ、ええやん。
で、「ぶどう豆」は

こちらになります。黒大豆の蜜煮ですな。
手間と時間はかかるけど、簡単です。
僕はもう、30年程は毎年作ってますが、失敗無しです。
この料理で考えられる失敗とは、豆が固い、煮崩れた、
皺が寄った、中に味が染みてない・・・ってとこか?
いずれも経験ないなぁ~
で、作り方ですが、
黒大豆を洗って水に10時間ほど浸してふやかしたのを
柔らかく炊いて、砂糖蜜に漬け込んで完成~
ざっくりした説明ではこんなの。
もうちょい詳説したら次みたいな感じ

黒大豆です。丹波ものです。
まさか、沼津で買えるとは思ってなかったけど、
去年の12月になって初めて知りましたよ。
沼津市のヨハネのマンホールの道路向かいの乾物屋。
小田垣商店の幟が立ってるのに気づいて入ってみたら!!
これで取り寄せせんでも済むし、ええわぁ~
とりあえず、

半量を洗って鍋に入れ水をいれて放置

10時間ほどでこれくらいにふくれる。
僕は圧力鍋愛好者なので、圧力鍋で炊く。

加圧時間は90分。火加減極トロ。
そのまま完全に冷めるまで放置。
決して圧力弁を解放してはいけない!!!絶対にダメ!!!
一粒試食。
皮が障らずにスッと柔らかかったら成功は約束されたと同然。
固かったら炊き直したらええけど、まぁ、圧力鍋90分で固い
なんてのは豆がボンクラなんやとおもう。

ざるにあげる。素手を使うのが一番良い。
一度、水洗して水切り。
小さいザルとか、粉ふるいとか、水切りできるもんに
豆を入れたら、

蒸し器で加熱して熱々にする。
別の鍋に砂糖蜜を用意する。

豆がすっかり浸る量の水に砂糖を溶かす。砂糖は上白糖でも
グラニュー糖でもよい。量は味見して決める。加減は薄い目。
目的濃度よりはるかに薄い目に。
最初から目的濃度にすると失敗が約束される筈だ。
薄い目からスタートし、2回か3回か漬け直して甘くしていくのがコツ。
で、一度沸かして熱々になった砂糖蜜に、蒸して熱々になった豆を漬ける。

ホットクッキングペーパーで鍋の内径に合わせて作っておいた蓋をする。

完全に冷めるまで放置。

豆を引き上げて、小さいボールに入れる。素手でやるのが一番。
豆を引き上げた後の砂糖蜜に砂糖を追加して甘くする。
まぁ、俺は2回目で味を決めるのだけど、メチャ甘、激甘好きは
3回目くらいで味を決めた方が失敗がないかも。
やることは同じ。

豆を熱々に蒸して、熱々にした砂糖蜜に漬けて、紙ぶた。

完全に冷めたら完成~

こんな感じ!

簡単でしょ?
因みに、このレシピの元ネタは故辻嘉一氏の『辻留 料理のコツ』って文庫本。
もう30年以上前に中公文庫から出てたのを偶々買って、そこから色々作ってみた
もののひとつが、自分流に適当に手抜きして今の形になったのです。
なんせ、古い料理書やし、今風にしないとできないこともあるしね。
でも、いまだに読み返す愛読書です。まだ新装版として入手可能なようです。
綺麗な写真ばかりでしょ~もないの買うよりよっぽど値打ちがあると思うけどね。
って、この辺の話は過去ログに結構ある筈なんで、興味あったら見てください。
でわまた。
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